標的射撃 鉄砲関連

M870用20インチ ディアバレルを導入した

Remington m870 Expressの購入時に付いていた26インチのリブバレル。

交換チョーク式なのでクレー射撃からスラッグ射撃までこなせる万能バレルだと思う。

しかしグループ猟で勢子をする際には枝や蔓、萱などにバレルがよく引っ掛かって歩きにくかった。

引っ掛かりを減らすには単純に短いバレルにすれば良いのだが、新品の20インチディアバレル値段は6万円中古のM870ディアが5万円なので購入を躊躇していた。

個人輸入をすれば安く手に入るが入手までの時間がかかるのと手続が面倒そう。

ある日勢子をしているきに銃身が枝に引っ掛かかった事により非常に危険な目にあったので、すぐに銃砲店で新品のRemington 20インチ ディアバレルを予約した。

予約翌日には入手でき、警察での手続きも銃砲店でもらった書類を渡し書き換え申請料を払ったらすぐに終わった。

 

銃身の長さの差は6インチ(15.24cm)

 

20インチ ディアバレルに最適な実包を探る

ディアバレルに最適な実包を探る必要がある。

銃砲店で扱っている実包を各20発購入し、射撃場で50mのマトを撃ってきた。

 

今回購入した12番実包

  • FEDERAL
  • 国産レミントン RXP
  • Remington SLUGGER RIFLED SLUG
  • REDBIRD FIELD LOAD

 

射撃に使用したのは

  • EOTECH EXPS2-0(ホロサイト)
  • EOTECH G33 MAGNIFIER(3倍)
  • Caldwell Lead Sled3(レスト)

 

Caldwellのレストは1発撃つ毎にレスト自体が跳ねあがり位置がずれてしまう。(10kgのオモリではダメらしい)

その為毎回マトの同じ位置を狙っているつもりでも角度や距離などで微妙なずれが生じている。

またG33使用によりマトの中心は狙いやすくはなっているが、射手の腕が良くないので中心から1-2cm程度の誤差は出ている。

EXPS2のゼロインは微妙に中心より上に当たるように調整していたそのままでテストを行った。

マトはA4の厚紙に自宅で印刷したもの、黒丸の大きさは一般的な標的紙(10点から5点)と同じ大きさ。

射撃を行った当日はやや強い風が吹いていたので、弾が横方向に流されている可能性がある。

以上を踏まえて結果を見てもらいたい。

 

26インチリブバレル シリンダーチョーク

リブバレル使用時には比較的まとまっていたFEDERALスラッグ実包。

上下に若干バラツキが出ているが、横方向はまとまっている。

この結果を基準にテストを行っていく。

 

以下20インチディアバレルでの射撃。

 

FEDERAL

リブバレルではそこそこ成績の良かったFEDERALも20インチバレルでは上下のバラツキが非常に大きくなってしまった。

さすがにこれだけバラツキがあると実猟で使用するのは厳しい。

横はまとまっている。

 

 

国産レミントン RXP

縦および横のバラツキが大きい。

 

 

Remington SLUGGER RIFLED SLUG

横・縦ともにバラツキがある。

 

REDBIRD FIELD LOAD

26インチリブバレル+FEDERALよりも良くまとまっている。

横に若干バラツキがあるが、腕かレストの問題かもしれない。

 

 

以上の結果により、20インチディアバレルではREDBIRD FIELD LOADを使用する事に決定した。

これだけまとまっているならタツマに入る際も20インチディアバレルで問題ない。

 

 

センターでゼロイン後に依託して中心を狙ってみた。

1発上のほうに飛んでいるのが気になるが、かなり満足。

 

100mの命中精度はいずれ試してみたいと思う。

 

 

最後に一言

実際に20インチバレルを装着し勢子をやってみた。

引っ掛かりにくいのは当然として、軽くなった分疲れにくくなった。

 

2020/3/11追記

藪に突っ込むと照星が蔓などに引っかかる。

勢子をするなら銃身には何もついてない方が良いと思った。

さらに追記

ホロサイトなど余計な物は付けない方が歩きやすい。

軽くもなるので疲れにくい。

撃つとしても近距離戦なのでオープンサイトで良いだろう。

なので照星は取らない方向で。

 

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