HUNTING LOG

2020年度猟期2発目

鹿3つ

今猟期は巻狩で俺絶好調?

タツマでは2つ勢子で1つ転ばせる事ができた。

今猟期鹿2つ目

先日タツについた位置が悪くて?鹿がかからなかった(鹿が反対の尾根に見えただけ)猟場で今回も同じタツマだったのでリベンジマッチ。

今回は前回タツを張ったウトを上に登りもっと撃ちやすいタツ位置を探してみると、前回タツを張った場所の上(死角だった)にもう1本ウトがあることを発見。

私は欲張りなのでどちらのウトを通ってきた獲物も獲りたい。

 

上のウト側の獲物が撃ちやすい位置にタツを張るなら、上のウトに登って来ている獲物を余裕を持って撃つことができる。

しかし下のウトを登ってきた獲物が見えた時には平を自分からやや離れるように移動するし撃ち下ろしになる。(撃ち下ろしは苦手)

 

下のウト側の獲物が撃ちやすい位置にタツを張るなら、下のウトを登りきって(登ってきているところは見えない)一息ついた獲物を正面から撃つ事ができる。

上のウトからきた獲物は下に降ってくるはずなので状況によってはスピードに乗っている可能性ありだが、こちらも正面から撃つ事ができる。

 

悩んだが、どちらのウトから獲物が来ても正面から撃てるであろう位置にタツを張ることにした。

 

ラウンドが始まると、20分程度で自分のタツに結構大きめのオス鹿がやってきた。

上のウトを50m位の位置でゆっくり歩いているのだが、自分には全く気がついていない。

自分は木の前で座って待っているのだが、鹿からは自分は見えにくいらしい。

 

木がチラチラしていて狙いにくいので少し待っていると、30m位の撃ちやすい位置に来たので頭を狙って発砲。

あれ転ばない?

鹿はどこから撃たれたのか不明なのか、こちらに向かって走ってきたので15m位の位置で2発目も頭を狙って発砲。

 

ちなみに自分の銃はM870 12GAハーフライフル(自作のサボット弾)でEotechのホロサイトを付けている。

 

1発目は頬をかすめた後モモをかすめていた。(傷と血が出ていた)

2発目はしっかりと頭部に命中し絶命。

 

私はご機嫌でその後のラウンドもやったのだが、最終ラウンドでデカイノシシが取れてしまい当日の話題は当然イノシシの事のみ。

 

良さげな大きさのオスだったのでトロフィーを作る為に頭部を持ち帰ってみたが、頭が真っ二つに割れていた・・・

 

 

ヒヨドリ

平日2時間ほど時間が取れたので、ヒヨドリがよく来る柿の木がある山へ。

12月は木に葉っぱがほとんど無い。

7.5号弾が止まる事なく鳥まで届くだろうから撃ちやすいはず。

 

この山では木の前で待っていればヒヨドリが20分に1回はくる。

M870リブ銃身のシリンダーチョークで28gの射撃用7.5号でもよーく狙って撃てば外れないであろう僅か20m位の位置。

なのにじーっくり狙っても外れるんだなー、2時間で6匹に1発ずつ撃って3匹しか獲れなかった。

ヒヨドリ美味いっす。

 

今猟期鹿3つ目

巻狩で3人しか人が集まらんかった。

少人数でも可能な猟場でやるしか無い。

という訳でやったのは私はいつも勢子をやる猟場。

うちの猟隊はおじいさんが多いので、少人数でもできるこの猟場では若者は勢子になってしまうのだ。

 

勢子をやったのは勢子長、犬はまだ訓練中の犬。

タツは2名で、私は1番タツを張ることになった。

 

いつもここでタツマを張っているおじいさんは毎回位置が微妙に違うので、どのあたりが正解のタツマかはわからない。

このタツマの正面は向こうの様子が全く見えない土手で、続いて枯沢があって、ゆるい上り坂で私のタツ位置となる。

土手から私のタツマまでは10mもないので超短期決戦をするしかない。

 

座る位置は今回も木の前。

木を避けるように正面で狙える右側のウトと、左側には細木の倒木の塊を挟んでもう1本のウトがある。

 

ラウンドがスタートして15分程度で勢子が鹿を複数起こしてタツの方へ追っていると連絡があった。

ちなみに私がここで勢子をしてもタツにはほとんどかけた事がない。

 

土手の向こう側からカサカサと鹿が走ってくる音が聞こえてきた。

2本のウトのどっちから来るかは全くわからない。

 

左のウトに鹿が見えた。

銃をすぐに構え、先頭の鹿が沢に降ったタイミングで1発ぶっかけると細木の塊あたりで座り込んだ。

 

1発発砲したものだから後続の鹿が加速して沢に飛び込んでくる。

鹿が視界に入ってから消えるまでがとても速い。(見えている時間は2秒あるかどうか)

しかも私はスイング射撃が下手。

スイングを戻している間に鹿が銃口の前を通り過ぎるものだから、つい焦って中途半端に狙って引き金を引いてしまった。

2発目、3発目と後続にぶっかけたが、半矢がいなかったので2発ともガク引きで手前の地面に当たったのかも。

 

座っていた鹿の傷を見たら心臓付近から胃を通って反対側から弾が抜けたようだ。

 

 

この場所のタツマをやってみて、いつもおじいさんが言う「鹿がビューンと飛んできて撃てなかった」が理解できた。

 

 

今猟期鹿4つ目

2日連続で獲れた。

 

勢子をしていて、タツの間を通り抜けている鹿が見えた。(私が追った鹿ではない)

私の左側は非常に見晴らしが良いのだがタツマからはあまり見えない位置。

なのでここに鹿が出れば私が撃つしかない。

 

急いで弾を1発込めていたら鹿が飛び出してきた。

何故か鹿さん達は30−40m位前で止まってくれたので、先頭を立射でネックを狙う。

当たったと同時に崩れ落ちる、流石に止まっていれば余裕。

 

鹿が止まるのがわかっていたら3発弾をこめればよかった。

 

最後に一言

私のサボット弾は当たった箇所の周りを広い範囲でぐしゃぐしゃにしてしまうので肉がマズくなると怒られる。

弾頭が潰れすぎて肉を掻き回してしまうのが嫌われている原因?

 

肉が不味くなるのは我慢してもらうとして、弾頭が速い段階で潰れてしまうようでは猪のヨロイを撃った時に通用するのか不安になる。

鹿の肋は砕いて逆から抜けてはいたから通用しない事もないかもしれないけど。

 

弾頭のヘッドを1段階厚いもの(今は一番薄いタイプ)にして少し薬量を減らすような新レシピを作るしかないか?

それか鉛にアンチモンを混ぜたりで弾頭を硬くしてあまり潰れないで抜けるようにするとか。

弾頭が回転しているのだから肉はどちらにしろぐちゃぐちゃになるものなのかな?

 

どちらにしても弾頭を作る時間と射撃場に行く暇がないので当分は今のぐちゃぐちゃ弾のレシピで作るしかない。

あと新レシピ作るならゼロインは100mだ!(120m−130mを横に走っている鹿に当たらなかったから悔しい)

 

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