標的射撃

千葉県射撃場で練習してきた

今年の一都八県RS射撃大会会場の千葉射撃場で開催される動的練習会に誘っていただいたので行ってきました。

誘っていただきありがとうございます。

家から射撃場まで片道3時間30分って感じっす。

 

射撃場は西富士しか詳しくないので、千葉県射撃場との比較対象として結構でてきます。

 

千葉県射撃場の施設

千葉県射撃場はクレーは現在やってないのでライフル・スラッグ・エアライフル専用射撃場ですね。

 

 

千葉県射撃場の受付のある施設を正面に見て1分ほど左手に歩くと、室内ライフル射撃場が2つと休憩場があります。

射撃施設は50m動的と、100m静的(50m可)の(たぶん)2つで、それぞれ5射台

 

休憩施設など

休憩所(プレハブ2つ連結)が50m射撃施設のすぐ近くにあります。

プレハブにはエアコンはなく、各プレハブに家庭用の壁固定タイプ扇風機が1つ付いています。

室内は場所によりかなり暑かったです。

一都八県の時は手持ち扇風機を持ち、可能なら木陰にいる予定。

 

トイレ受付施設内と、休憩所付近の簡易トイレ(2つ)の2か所。

個人的に簡易トイレは匂いが苦手なので、トイレの時は受付施設まで行こうと思います。

が、受付施設のトイレも大は和式タイプなので膝が悪い人は注意

 

 

射撃施設共通

動的、静的どちらの射撃施設も射台にいくまでに2つのドアを通ります。

1つ目のドアから2つ目のドアまではただの通路です。

施設内は射台以外は通路に銃架があるだけで広くはないです。

が、西富士よりは少し広いかな。

 

屋内射撃場なので発砲音の振動がすごいんだろうなと想像していましたが、気にならないレベルでした。

施設の外への音漏れは、50m動的施設のすぐ横にある休憩室にいても注意していないと聞こえないレベル。

 

射台後ろの通路上の天井に空調は一応あるのですが、よわ~い冷風が下に吹いているだけ。

見学している人は多少涼しいと思いますけどね、射手は汗だらだら

一都八県では手の汗を拭くタオルの持参必須だと思いました。

 

射台の机はガッシリ系(固定はされてない)

射台には射場?のCALDWELL砂バッグと丸椅子あり。

机がしっかりしているし、風の影響もないので、作った弾のテストやゼロインをするのにも向いている射撃場かと思います。

 

射台間にはパーテーションがあります

病院とかにある布製のやつの上にベニヤを張って補強しているようです。

 

排莢がー、とか、マズルブレーキのガスが顔に~、とかの言い訳はここではできそうもありません。

となりの射台は見えないので、射手は集中しやすいかなぁと思います。

 

射台付近と的付近以外は暗いです。

スコープを覗いてもレティクルが全然見えなかったのでキャップの確認、チークの高さかえたり、顔の位置変えたりといろいろ試したけどだめ。

暗いところに向けてスコープ覗いてた。

 

100m静的施設

100m施設の的紙は地下壕から上げるタイプなので、的紙交換の際に他の射手の射撃を止めなくてよいです。

自分のように他の射手がいると的紙交換のタイミングがつかめない人に向いてますね。

 

的紙を交換する時は施設外側に出て、50mと100mにある扉から地下壕に入れます。

 

地下壕の射台のレールの反対側には板をひっかける釘が壁に打ってあるので、そこに板の穴をひっかけて的を張替える。

射台のレールの上のほうに板をひっかける棒があるので、そこに板の穴を差し込むようです。

そしたらレールをあげてレールの下側にあるピンでレールを固定。

 

50m動的施設

動的は50mの射撃施設で行えます。

動的で流れる板は1枚で横幅910mm、縦幅450mmくらいですかね。

板は増やせるのか不明。

動的の的のサイズは388x388mm。

1枚の板には動的で使用する的が横並びで2枚しか貼れない。

50m動的施設には射台は5つありますが、板が1枚しか流せないとなると動的は同時に最大2人までしかできませんね。

2枚の的はそれぞれ端に寄せて貼っても134mmしか隙間がないので、動的では隣の的に撃ちこまないよう注意。

 

的紙交換は一度外に出て施設沿いに歩くと、休憩室とトイレを過ぎた突き当りに小屋があるのでそこで。

今回の練習会では50m動的施設では50m静的をやりませんでしたが、5射台あるので静的もできるはず。

 

動的の移動スイッチは射台付近にある機械ボックスのボタンを押して動かしてました

ボタンを押すと奇数回は的紙が右側から出てきます

偶数回は左側から。

 

 

千葉県射撃場の的紙とか

千葉県射撃場には少なくとも3種類の的紙が用意されているようです。

一都八県で使用されるスラッグ用と動的用の的紙は持って帰ってきたので、西富士射撃場の的紙とざっくり比較

 

スラッグ用

用紙は茶色系。

弾抜けは悪くないけど、用紙の厚み的にスラッグの弾痕が重なると裂けそうな感じではある。

用紙サイズは省略。

 

円のバックカラーは黒、点数の円の境界は抜き、10点は抜き。

抜きは紙の色です。

点数の表記は縦十字。

 

西富士との大きな違いは点数の円の大きさ。

1つの円の大きさが西富士の1.5倍。

しかしスラッグ用の的の点数は10,8,6,4,2,1しかありません

それでは西富士の的とざっくり計測で比較していきましょう。

 

1点外周 千葉300mm 西富士332mm

10点外周 千葉50mm 西富士35mm

 

千葉1点 西富士2点外周から3.5点まで

千葉2点 西富士3.5点から5点外周まで

千葉4点 西富士5点外周から6.5点まで

千葉6点 西富士6.5点から8点外周まで

千葉8点 西富士8点外周から9.5点まで

千葉10点 西富士9.5点から中心まで

 

西富士1点 千葉0点

西富士2点 千葉1点

西富士3点 千葉1点か2点

西富士4点 千葉2点

西富士5点 千葉4点

西富士6点 千葉4点か6点

西富士7点 千葉6点

西富士8点 千葉8点

西富士9点 千葉8点か10点

西富士10点 千葉10点

 

10点は出やすいけれど、合計点は低くなりやすいですね。

 

私は今回の射撃で自分の撃った弾痕の位置から合計これくらいの点数かな?とざっくり予想していたのですが、採点したところ10点以上低かったのでショック。

 

 

動的用

用紙は茶色系。

点数は1点単位で10点まで円があります。

円のバックカラーは抜き、点数の円の境界は黒、2点、6点、10点はバックカラー黒。

 

点数の表記位置は縦十字ではなく斜め十字

点数の表記位置でリードを取っていたライフルの人は点数の枠でリードを取る必要ありかと。

 

的紙と板が同系色なので、用紙の隅でリードを取っているスラッグの人は注意。

用紙の端は見えなくはないですが、私のように用紙の端を感覚的に見て撃つ人は狂います。

 

用紙のサイズは388mmなので、西富士よりやや大きめ。

 

1点の外周 千葉366mm 西富士332mm

5点の外周 千葉230mm 西富士200mm

10点の外周 千葉60mm 西富士35mm

 

西富士1点の位置が千葉の2点の位置と思って良いです。

以下、西富士の5点は千葉の6点、西富士の9点の範囲は千葉の10点です。

 

ご覧のように、千葉の動的の的は西富士より点数が稼げる仕様です。

千葉の動的の点数は、西富士の動的の点数+10点と考えてよいかと

 

私は今回動的を2回やらせてもらい、まだ感覚をつかみきれていない2回目で64点。

自分的には50点台やっちまったなーと思ったのですが、家に帰ってから的のサイズを確認していて納得しました。

 

 

最後に一言

スラッグ限定の話になりますが、県大会と比べると静的は1発-1点、動的は1発+1点。

合計で県大会スコア-10点位になりそう。

 

千葉での練習会は動的2回のうち良いほうのスコアを取って3種目で199点でした。

あれ?県大会は196点だったのにスコア3点あがってるw

あれだ、膝射の構えをコロリンに変えてブレが抑えられるようになった結果、県大会より1点あがってたからだ。

立射はちゃんと?14点下がって動的は16点あがってる。

 

今回スラッグで優勝争いするなら最低210点台、できれば220点台ですかね。

 

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