HUNTING LOG

令和6年度 1週目の狩猟 11月15日から11月17日

令和6年となり、私の狩猟も6年目となりました。

 

さすがに6年目になると狩猟も慣れてきた感もあり、後輩にも教えるような立場になってきました。

 

今年の銃

グループ猟、単独大物猟では今のところは昨年と同じくSavage212です。

弾はAS-Companyの20番Lyman弾頭を、3Dプリンタで作成したサボットで包んで12番で使用できるようにしています。

今後はSavage220に変更するかもしれませんね、火薬が安く済むので。

ワッズ他が完成するまでおあずけです。

 

犬無し鳥撃ちはでは空気銃 FX Impact M3の5.5mmを使ってみる予定です。

5.5mm?あれ?って思った方は、今後のブログを見ていただけると。

 

犬と一緒の鳥撃ちRemington 870のリブバレルにMODチョークを付けて行うと思います。

フルチョークでも良いかもしれんですね。

シリンダーはダメです、近距離用すぎて犬との鳥撃ちでは使い物になりません。

 

 

11月15日の狩猟

11月15日は金曜日なのですが、グループの方々は有給休暇を使用するなどしてくれたので、結構な人数が集まりました。

15人だったかな?

 

気温は初猟としてはかなり暖かく、木には青い葉っぱもかなり残っています。

視界が利きにくいのですが、反対に獲物にも気取られにくいという利点もあります。

落ち葉は落ちているので獲物の足の気配はわかるから、気取られなければ獲物を寄せやすいかと。

ドングリが多いので、今猟期のイノシシは脂がのっていると思いますよ。

 

 

1ラウンド目

1ラウンド目は初猟の定番の山で、イノシシの苦情が多い場所なんですよね。

私も猟期1か月前までは罠を設置していて、設置していたカメラにはイノシシが映っていました。

今年はこの山ではイノシシは罠にかかりませんでしたが、痕跡はよく見かけていました。

 

という訳で、初猟もイノシシが出るかなと思いましたが、出たのはシカが1頭だけでした。

私の上のタツマの前を通り、さらにその上のタツマの前までは顔を出したようですが獲れなかった。

勢子が私のタツマのところまで来たので、1ラウンド目は終了。

 

ここで獲物の気配が濃いようであれば、2ラウンド目はこの山の反対側をやるところですが、さすがに初猟という事もあり親方は今日は1匹でも確実に獲っておきたいようです。

 

2ラウンド目

私の所属する猟隊が猟をできる最大の山へ移動しました。

保護区の山なんですけどね、管理捕獲は猟期中も継続しているのでできるんです。

 

で、私は山の下に移動する昨年と同様のタツマです。

このタツマは平筒散弾銃では全部をカバーするのが厳しいですが、ハーフライフルならいけます。

シカとかイノシシが決まったスジを通る場所ではないけれど、100mのどこかを通り裏へ抜ける。

裏に抜けられてしまうと他のタツマはいないので(今回はいましたが)、結構重要なんですよね。

 

私の前方70mくらいかな?

私からは段下なので姿はほぼ見えませんが、チラチラと見える限りだとシカが移動しているようです。

でも、段をあがってくれないと私には何もできません

 

シカの移動している場所は大きな藪を囲むように段がカーブ状になっていて、シカが来ている下側からカーブに沿っていくと、私からは逆に遠ざかっていきます。

その先の上のほうには別のタツマがびっしりいるので、問題はないはずです。

撃てる位置に来たなら撃とうと思いますが、木も多いし木には葉がたくさんついているので、スコープの倍率をあげても全然見えない。

何頭かのシカがカーブに沿って私から遠ざかって移動する姿がチラチラ見えました。

この時私は座って木に寄りかかっていたので、立ち上がったらシカが撃てるかな?と思ってしまいました。

 

立ち上がった気配をなんとなく感じたシカがいたようで、シカは小走りでどんどん遠ざかっていきます

その数30頭くらいかな?

そんなにいたんかい!って感じ。

マジで見えんのですよ。

 

結局群れは他のタツマにも勢子にもかからず。

数匹見えた人はいたようだけど、群れはどこに消えたのでしょうか?

 

で、10分以上経過したかな?

しばらくしたら、2頭のシカがさきほどの群れが行ってしまったほうから動してきました

1匹がでかいオス、1匹はメスです。

 

相変わらずはっきりと見えないのですが、なんと段をあがってこちらに向かっている感じじゃぁないですか。

しっかりと木に隠れつつこちら側に移動しているのがいやらしいですね。

木の右側から出るのか左側から出るのかはわかりませんが、いつでも銃を構えられる準備はしてます。

 

木の左側に出て歩いています。

私には気づいていません。

撃ちやすいところまで移動してくれたので、首を狙って引金を引く間際、何か音を出してしまったのですかね。

違和感を感じたシカがこちらを振り向いてしまったので、首ではなく顔に弾が当たってしまいました

せっかくのトロフィーがぁぁ。

 

今回のシカは本州のシカにしてはかなり大きいかと。

この山のシカは特殊で、たまにエゾシカっぽい大きさのシカが獲れます。

 

で、一緒に来ていたメスですが、オスが倒れてからしばらくその場で立っていた

1発目を排莢したあと、2発目を装填ている途中でボルトがひっかかってしまったので、思わずボルトを再度引いてしまった。

そしたら3発目がマガジンから出てしまい、完全にジャムってしまった

そうこうしているうちに逃げられた、残念。

 

 

この日獲れたのはこの1匹のみ。

 

 

11月16日の狩猟

狩猟3連荘の2日目。

さすがに今日は人が少なく、6人だけです。

 

1ラウンド目

人が少ない時にできて獲物が出る猟場は最近調子よくない。

今回の猟場はやる機会が多いけれど、獲物が出ても私が何年か張っているタツマには1回もかかったことがない。

 

ちなみに私がこの猟場でシカがかかった事があるのは5年間で1ラウンドのみで、2匹獲れただけ。

この時は勢子が入る位置に近い沢でタツマを張ったんだよね。

 

今回は親方に相談してそのタツマに近い位置でタツマを張ってみたけれど獲物は出なかった。

 

 

2ラウンド目

少人数猟場その2。

 

今回私が配置されたタツマは今まで3回位張った事があるけれど、かかった事はない

タツマの位置はうろ覚え

 

勢子が入ったあとに思った。

あれ?タツマの位置ってここより施設側のほうがもっと安全だし、撃ちやすくね?

私が撃とうと思っているスジの1つは親方と被ってるし。

でも勢子はもう入っているし、親方が近いから今から移動したら後で小言言われて面倒だし。

 

勢子が2匹のシカを追い出したらしいけれど、新人がタツマ張ってる側にシカが2匹移動したようだ。

はい、新人にかかりましたー、撃ちませんでしたー、シカに切られてしまいましたー。

まぁしょうがないですね。

 

しばらくしてから、目の前のバックストップ上にオスシカがチラっと見えた

バックストップ下の木の裏で止まったけれど全然見えない。

 

もう少し移動してくれないかなーと思っていたら、突然小走り始めたのでじっくり狙えず体を撃った

というのも、木が多く撃てる範囲がちょっとしかないので歩いてくれないとじっくり狙うのは無理

見送ってしまうと絶対に撃てないので仕方ないっす。

 

撃ったあとシカの体に大き目の赤丸が見えたから、「あれ?誰かが赤でペイントした鹿か?」とか思いました。

弾を食って出血しているんだけれど、それくらいはっきりと赤丸が。

 

勢子がこちら側に到着したので、半矢かもと伝えて一緒に撃った場所の捜索。

笹に血のり発見、やっぱり当たってたね。

血が少し泡立っているから、肺に当たったようです。

 

血のりを追いかけ、50m位先でシカが転んでいるのを発見。

 

 

弾は背ロースから肺に当たって反対側から抜けていました

他の内臓は傷ついていないうえに、血抜きもばっちりだったのでおいしそうなお肉が獲れました。

 

 

この日獲れたのはこの1匹のみ。

 

 

 

11月17日の狩猟

この日は猟隊の総会もあるので出席者多数。

16人だったかな?

 

さすがに3日連荘で私も疲労しています。

なんと起床は集合時間でしたw

猟が始まる時間にはタツマに到着できたけれど。

 

狩猟1日目と同じ山をやります。

今日は反対側から勢子が追うので、私のタツマは前回と同じ場所でも向くのは逆側。

こちら側を向く場合、撃つのが楽なんですよね。

シカなら前方50-60m付近の木の裏で一度止る可能性が高いから。

 

で、勢子が入ってすぐにシカが反対側に逃げた。

シカもイノシシも通る定番のタツマにかかったけれど外したらしい。

 

しばらくして勢子がこちら側への移動を開始。

イノシシが2匹出てこちら側に逃げたらしい

一応中腹より上側に出たという事なので、一番下の私にはかからない可能性が高い。

一応警戒しつつも「まったり」もーど。

 

すると遠くから足音が聞こえる

私は集音機能付きのイヤーマフを付けているので、かなり小さな音でも聞こえるんですよ。

いつでも銃を構えられる状態で前方を警戒していたら、オスシカが歩いてきた

イノシシじゃないんかーい。

 

犬が付いているわけでもなく、撃たれていない状態で逃げているシカは歩いてくる事が多い

シカは予想通りの木のあたりで見える位置で止まったので首に狙いを付けて発砲

足を上に向けるように即倒したので、ちゃんと首に当たったようです。

 

 

イノシシはどっかへ行ってしまったようです。

今回メインの勢子が寝坊でいなかったから仕方ないです。

 

 

2ラウンド目

イノシシが出やすい山へ移動。

私が前猟期でイノシシを転ばした山です。

 

イノシシを転ばしたタツマへ移動したのですが、あれ?何か景色が違う?

 

うお、タツマの木が根から倒れて段下の木に引っかかって空中に浮いている

 

このタツマ終わったわー。

近くの木でタツマ張ったけれど狙いにくいし、空中浮遊している木がおっかない。

今度から一段下でタツマ貼るしかないかな。

 

 

で、獲物は鹿が1匹出て他のタツマにかかったけれど弾は当たらず

他はサルがたくさん、30匹以上いたようです。

今回はサルが多いのでこの猟場にはシカもイノシシもいない可能性が高い。

 

ちなみにサルは駆除対象

 

私のタツマのほうにも子ザルが来たけれど、犬に追われているからか移動速度が半端ない

遠いというのもあるけれど、スコープに入れるまでもなく藪に入られてしまうので撃ちようがないっす。

今度空気銃を持って忍び猟するかぁ。

 

この日は私が撃ったシカ1頭のみ。

 

 

最後に一言

 

今年も獲物は1発目で仕留めているのですが、2匹目を撃てないのは悔しいですね。

新しい自作弾はジャムが起きにくいようになったんだけど、焦って?ボルトを操作するとダメすね。

1日目以外はジャムは起きてないです、獲物は1匹しか来ていないから意味ないけれど。

 

ちなみに翌日18日に動的の練習をしましたが、疲れていると的をまともに追えないので無理っすね。

一番良いスコアでも50点届かんとか、最近では出ないようなスコアだった。

 

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