まだ2025年度の猟友会一都八県RS射撃大会も開催されていないというのに、もう来年の県大会に向けた地区予選が開催されました。
他の地区は来年の7月の県大会ちょい前に開催される感じなんで、うちの地区だけは開催時期おかしいっす。
目標は静的2種で160点以上でっす。
MSS-20で参加
先日MSS-20で使用しているGRSの修理を行い、ゼロインと簡単な射撃テストで12発。
この時は精度も問題ないし、撃ったあとにストックとMSS-20がガタガタ揺れだすという事はありませんでした。
が、一応不安ではあるので工具セットは車に積んでおきます。
大会にはMSS-20にマズルブレーキを装着し、REDBIRD Competitionで参加。
大会のお手伝い
山梨県には大会で使えるようなRS射撃場がないので、私の地区の射撃大会は長野県営射撃場で行われます。
私はお手伝い要員なので朝5:30出発で、7:30には受付要員としてお手伝い。
大会は8時30分開始で、フィールドとRS射撃を同日開催。
私はRSのお手伝いなので、例年は的紙を貼りに行ったり回収したり点数数えたり審判したりと忙しいです。
昼飯食う時以外は常にRS射場で何かやってます。
RSは動的なしの、立射10発、座射10発のみ。
長野県営射撃場には動的ありませんからね。
スラッグは50mで1枚の的紙に5発撃ちこむスタイル。
が、長野県営射撃場は1枚の板に的紙を1枚しか貼れないルール。
つまり50m射撃の場合、立射10・座射10の20発撃ちなので4回的紙を貼り換えに行かないとといけません。
つまり1組のお手伝いするだけで往復400mも移動する必要があります。
ライフルは100mで1枚の的紙に10発なのですが、やっぱり往復400m移動ですね。
しかも5発で交換って結構しんどくて、次の的の用意は迅速に行わないと間に合いません。
昨年の自分は後半の組の射手だったので撃つ頃には疲れ果てていましたが、今年は1組目の射手だったので疲れのない状態でスタートできます。
というか、スラッグは5発を5分で撃ち、的紙交換後に再度5発を撃つので集中力が切れます。
1枚の紙に10発撃てばええやんと思うかもしれませんが、ここの的紙はペラペラなので弾痕が近いとすぐに破けます。
先日の試し打ちでは2発でこの破れ方ですからね。
もちろん板の状態の影響も大きいので、1組目の射手で板の準備も行う自分はまっさらな板に自分の的を貼りましたw
立射でやらかした
立射からスタートです。
西富士のように板の上に何番とかって書いてないので、その的が誰の的か判断する材料が的紙にマジックで書いた名前しかありません。
なんでスコープで的紙の左下にある小さい名前を確認してから撃つ必要があります。
まっすぐ構えているつもりでも隣の的を狙っていたりするものです。
50mでスコープ15倍でも自分の的か判断するのに迷ったので、低倍率での判断はまず無理でしょうね。
やはり他人の的への撃ち込みが多いようで、ライフルでは1枚の的に21発入っているパターンもありました。
立射での最初の5発は問題なく中心付近に入った感じです。
いつもは1発くらいは飛ぶんですけどね。
で、ここからですよ。
的紙交換で3分以上待たされます。
そして最初の5発は急いで撃って残り時間を確保してもリセットされてしまうので、残り5発は5分で撃たないといけない。
後半の5発ですが、さっそく集中力が切れていたようです。
1発目で早速飛ばしました、たぶんこれで焦った。
で、2発目はガク引きをしてしまい、引金を引いた瞬間に当たらない事を確信。
3発目も飛ばした。
4発目の時点で審判からの時間コールがまだなかったので、気持ちを切り替えて時間をかけて撃ったところ真ん中のほうに当たった感じ。
座射は何かを掴んだ
最近ね、座射の構えを変えた(元に戻した)んですよ。
2年くらい膝を抱える撃ち方してたんですが、その構えは自分の体形には向いていない事がわかりました。
座射が上手な人はもれなくこの構えなので、何とかものにしようと思ってたのですが無理でした。
だって構えがしんどいから体がぶるぶるして狙いが安定しないのですもの。
座射より立射の方がスコアがいいっておかしいですよね。
で、現在の構えは両膝に両肘を乗せる構えの改良版。
3年前にやってた構え方では肘が膝から滑り落ちたり横にもフラフラしていたのですが、現在の構えにしてからは安定している感じ。
力を抜いて構えている分肩付けや頬付けは甘い感じになっていると思われるので、マズルブレーキあってこその構えかもしれん。
座射はこの構えにしてからは銃身が左右にブレにくいから狙いやすいです。
上下動は仕方ないです、生きてますから。
大きくずれたりする場合は、トリガーを引くときに力を入れてしまったか、弾が原因かもしれません。
あとはトリガーを引くタイミングをミスらなければ8点には入るかなって感じっす。
県大会もこの構えだったのですが、まだコツが掴めていなかったので10点を中心に狙えていませんでした。
合計点はわからんけれど、10点付近に集弾していたので良い点数かと思います。
最終結果
優勝でした。
ただし得点は不明。
全員の得点が張り出されるスタイルではないので、最後に自分の的を回収して得点を確認するしかありません。
で、回収した的がこちら。
立射はやはり9発しか入っていません。
が、1回目の成績が良かったですね、44点とは思いませんでした。
2回目が悪すぎですが、1回目と合わせて73点なので1発飛ばした割には悪くない。
座射は良かったですね。
2発ほど10点の円より横にズレてますが、仕方ないですね。
1発7点飛ばしてますが、それ以外は8点以上。
2回の合計は91点なので良しです。
2発ほど枠ぎりぎりで得点あやしいのがありますが、これは的紙が悪いですからおまけですかね。
総計で164点でした。
動的は調子悪くて50点台、調子よければ70点台が出るはずなので、3種でも214点以上は確保って感じの点数でした。
この実力が出せるのであれば2026年の県大会でも上位に食い込めそうです。
最後に一言
いつも地区の大会は得点が悪くないんですよ。
緊張しないんで。
練習すれば上位入れるだろうなって連中は何故かRS出ないんで、過去に参加した地区大会は全て2位以内ですね。
しかし県大会になると足が震えだすので勝てんです。
西富士射撃場は最も自分が通っている射撃場なんで撃ち慣れているはずなのですが、県大会の雰囲気に弱いんですかね。