バイクで走るのが気持ち良い季節になってきた。
CT125で山や川へ出かける事が多くなり、いつの間にか走行距離が500kmを超えていた。
初回のオイル交換は500km位が良いそうなので早速オイル交換をしてみよう。
CT125のオイル
CT125の純正オイルはHONDA ULTRA G1 10W-30。
以前売っていたシルバー缶のG1がそれなのだが現在は売っていない。
現在店で売っているHONDA ULTRA G1はホワイト缶になり内容も5W-30と異なる。
10W-30だと店にはULTRA E1というオイルも売っており訳がわからないので、HONDAのサイトで調べてみた。
どうやらE1はスクーター用なの避けておいた方が無難そうだ。
ところで新しいG1は鉱物油から部分化学合成油に変わり、粘度が5Wとなった事により燃費性能が向上しているようだ。
G2はG1より燃費が落ちるが暑さやシフトショックの緩和、高回転を多用するスポーツ向き。
G3はG2より燃費が上がるなどの上位互換、ロングツーリング向き。
正直いって粘度が変わるとどうとかよくわからないし、初めてのオイル交換なのでスタンダードなG1を選択する事にする。
ちなみにオイルは少し前に近所のホムセンで購入しておいたのだがAmazonで買った方がかなり安くてショック。
CT125ハンターカブのオイル交換は難しくない
CT125の初めてのオイル交換なので事前にやり方を調べておいた。
CT125のオイル交換の難易度は超低いので、今までバイク屋でオイル交換をしていた方は是非とも自分で挑戦して欲しい。
CT125のオイル交換は全て車体右のフットブレーキ側から行う。
車体の下を除くとボルトが2つあるが手前のボルト(17mm)がオイルを抜くボルトなのでこれを外す。
ボルトを外すのは車のタイヤ交換やオイル交換などでも重宝しているエマーソンのトルクレンチセットで良さそうだ。
ボルトにはトルクレンチにエクステンション+17mmソケットで簡単にアクセスできるので、とりあえずトルクレンチでボルトを緩める。
ボルトが緩んだらオイルを受け止める廃油処理のダンボールを設置。
手でボルトをくるくる回してボルトを外すとオイルがドバッと落ちてくる。
手が汚れるのでニトリル手袋をつけて作業した方が良い。
500kmの走行でもオイルは真っ黒。
廃油処理の箱の中がゴミだらけなのは前回軽トラのオイル交換(3L)で使用したからものの使い回しだから。
オイルが落ちなくなってきてから車体を右側に傾けると再びオイルが落ちてくる。
しかし限界までオイルを落とそうとするとキリがないので、ある程度落としたら終了。
オイルを抜き終わりボルトをつけ直す。
今回は初回オイル交換なのでワッシャーの交換まではしない。
ボルトの締め付けトルクは24Nmらしいのだが、エマーソンのトルクレンチの下限は40Nmまでなので「勘」で締めた。
CT125に入れたオイルはもちろんHONDA ULTRA G1 STANDARD。
グレーのつまみを外してオイルを注ぐのだが、注ぎ口は大きくないので缶から直接注いだら確実にこぼれる。
また入れるオイル容量も700mlと決まっているようなので別途計量カップも必要。
なのでオイルジョッキを使用する。
私の所有しているオイルジョッキは500ml単位でしか計量できないので、700mlは「勘」で計量した。
500mlと1000mlの真ん中が750mlだから700mlの計量は難しくはないが、ちょっと使いにくいかな。
このオイルジョッキは1Lまでは100ml単位でメモリがあるしフタがあるので保管時に埃が入らないので便利そう、買い直そうか悩む。
オイルを入れ終わったら、車体に付着してしまったオイルをパーツクリーナーを吹きつつウエスなどで丁寧に拭き取る。
ついでに車体全体も綺麗に水拭き。
廃油処理箱にオイル交換で汚れた手袋やウエスなどのゴミもまとめて入れて燃えるゴミとして処理したらオイル交換終了。
最後に一言
カブのオイル交換は某アニメの女子高生でもできるくらい簡単。
廃油処理箱は5L容量で軽トラ3L+今回700mlなのであと1回は使えるが邪魔なので破棄。