標的射撃 鉄砲関連

M870でFEDERALとWINCHESTERのサボットスラッグを撃ち比べ

100mもいけると思っていたハンドロードサボットが100mではゴミ性能だった為、ファクトリーロードのサボットをテストしてみる事にした。

 

FEDERAL Power Shock Sabot SlugとWINCHESTER Super-X BRI Sabot Slugを比較

 

FEDERAL WINCHESTER
弾頭重量 1 OZ (28.35g) 1 OZ(28.35g)
銃口 弾速 1500 FPS 1350 FPS
50ヤード 弾速 1350 FPS 1121 FPS
100ヤード 弾速 1222 FPS 988 FPS
銃口 威力  2188 ft/lbs 1821 ft/lbs
50ヤード 威力 1773 ft/lbs 1256 ft/lbs
100ヤード 威力 1452 ft/lbs 975 ft/lbs
1発のコスト 400 円 360 円
1箱の弾数 5発 5発

 

 

100mのグルーピングテスト

それぞれ100mを撃つ前に50mでほぼ10点に入るようにスコープ調整を行った。

スコープはEOTECH EXPS2-2にG33(3倍)という組み合わせなので、100mだとマトの中心が全く判らない結構辛い条件だ。

ちなみに50mでも自作のマトの中心の太い円が見えるか見えないか位。

 

50mでは1発撃って大雑把にスコープ調整してから残り4発で10点に入るよう微調整してから100mに挑んでいる。

 

 

100mのマトに対しそれぞれ2発ずつ飛ばしているが、これらは引き金を引いた瞬間やっちまったのがわかる位の私のウデの悪さが原因。

 

 

FEDERAL 100mのグルーピング

 

 

 

WINCHESTER  100mのグルーピング

 

 

 

サボットを撃ち比べてみての結論

私のM870+HastingsバレルはWINCHESTERと相性が良いようだ。

100mのマトに集中して着弾している位置はドットサイト越しに見るとドットに隠れるか隠れないか位すぐ下。

 

威力だけを見ればFEDERALだが、狙った所に飛ばない弾はいくら威力があっても獲物に当たらなければダメージは0だから不採用とした。

もちろんこのグルーピングは私の銃との相性によるもの。

 

ただ、WINCHESTERの弾の威力は100ヤード(90m)で975ft-lbs なので、シカやイノシシのそれなりのところに当てないと容易には転んでくれないかもしれない。

それ以上の距離を狙うとなると流石に威力不足は否めないので、ちゃんとしたハーフライフルの銃を買ってFEDERALなどの強力な弾を使用した方が良いだろう。

 

 

最後に一言

本物のサボットスラッグの100mでのドロップ量の少なさとグルーピングは目から鱗だ。

今までハンドロードで何をやっていたんだと。

 

私のM870+Hastingsバレルの組み合わせではスコープとしてEOTECHのEXPS2というホロサイトを使用しているが、状況に応じてEXPS2-0とEXPS2-2+G33を付け替えている。

こやつらはマウントから付け外ししてもゼロが狂わないし、雑に扱っても壊れる気配がしないので重宝している。

近距離の猟場ではEXPS2-0で自作サボット、遠距離もある猟場や単独ではEXPS2-2+G33でWINCHESTERと使い分ける予定。

 

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