令和7年度の狩猟が始まりました。
はやいもので、私にとって7年目の狩猟シーズンです。
今年度の巻き狩りではSavage220を使用しますが、載せているスコープMarch FX 1-10Xがしっくりきません。
覗くたびにアイレリーフがズレている感じで、毎回調整してます。
このスコープは管理捕獲で2頭捕獲していますが、未だに当たる自信がありません・・・
11月15日 土曜日 カモ撃ち
私の猟隊は開始時間が遅いので、朝一番はFX IMPACT M3 5.5mmでカモ狙いで池を回りました。
日の出前からカモがいる池を回っているのですが、池にカモがいませぬ。
3つ目の池に小さい黒いバン系、ヒドリガモ、ヨシガモを発見。
ヨシガモを狙いますがちょい上にズレてハズレ。
4つ目の池にカルガモが3羽。
木の陰から狙いを定めますが、葉っぱや木が邪魔でレティクルにカモが収まりません。
レティクルギリギリまでは泳いでくるのですが、肝心なところで反転しやがります。
少し位置をずらして撃とうと思いましたが、気取られて逃げられました。
5つ目の池にはカモが30羽以上はいます。
種類もマガモ、カルガモなどさまざまです。
が、狙える位置のカモまでの距離は80m~120m位。
泳いでいるカモは繋がった状態で、90mだか100mにいたマガモを狙って撃つ。
見事ヒットし、マガモはひっくり返り犬神家状態。
他のカモは飛び立ってしまいました。
この池は流れは自分側に向いているのですが、カモは泳いでいた方向に逆さま状態で流れていってしまいました。
その先には葦がすごく生えており、池を回って葦側に歩いていくのは無理ですし、池の中にも入れません。
という訳で、すぐの回収は無理と判断し、回収は後日で。
11月15日 土曜日 巻き狩り
1回目
初猟は例年と同じ山です。
参加人数は18名です。
私は1週間前に手術から退院したばかりという事もあり、車を降りてからほぼ歩かなくてよい川の対岸にあるタツマに行きました。
先日見回りをした際に山のとある地点でタツマを張ろうと考えていた(イノシシの気配と車からも楽に移動できる位置)のですが、その場所ではなく川の対岸でのタツマ(2年前だかに初猟でかかった)にしてしまいました。
が、タツマの場所をみて唖然としました。
背丈より高い草で、目の前を走られても全く見えない自信があります。
見えるとしたら手前1m位ですかね、すぐ後ろは電柵です。
対岸の山の中は見えますが、距離は150mでかなり上向きで撃つ感じなのでハーフライフルならギリいけるかどうか。
しかし私の弾はサボットではなくREDBIRDのスラッグなので当てるのは厳しいかも。
また、勢子が追うのは私より1km手前までなので、自分のタツマに獲物が来ない確率のほうが高い。
雪が降って草が倒れ、勢子が入る位置も一番下流からではなく、自分よりちょい下流から入ってくれれば獲物はくるかもだけどね。
しかも、ラウンドがスタートしてから5分経過くらいですぐ後ろの畑で農作業が始まりトラクターがずっと動いている。
もうね、移動ももう無理だし、このタツマは開始早々終わりです。
で、シカがそこそこ出たそうなのですが、無線の入りも良くないので状況の把握もしづらいし、銃声も全く聞こえず。
対岸の山で一番近い位置の獲物がよくかかるタツマで銃声が聞こえたくらいですね。
結局獲物はシカが1頭獲れただけでした。
先日私が見回りをしてタツマを張ろうと考えていた方面?結構な数のシカがそこから抜けたっぽいです。
2回目
グダグダで2回目の開始時間が遅れてしまいました。
2回目はイノシシもよくいる猟場で、私は過去2回ここでイノシシを獲ってます。
私が歩けることが判明したので、2回目は私がいつもいくタツマへ。
が、無線のバッテリーが切れてしまい、状況がわからない状態でスタート?
勢子の声がいつまでたっても聞こえないし、何が何やらわからないうちに、私の近くのタツマが歩いてきたので終わったことが判明。
どうやら時間が遅かったので、勢子はいつも入る位置ではなく違う位置から入ったそうです。
この日はシカ1頭のみ。
11月16日 日曜日
うちの猟隊は日曜日は参加人数が少ないです。
参加人数は10名。
ちなみに昨日のカモは葦にカラスが大量にたかっていたので、回収は不可能と判断。
池にカモもいなかった。
1回目
私が初めてシカを転ばした猟場です。
シカはスタートしてすぐに出たのですが、タツマがいない方向に逃げられ。
そのあとは1頭も出ず。
罠の見回りをしていた地元猟師から、この山に罠をびっしりかけているからここで巻き狩りをやってくれるなと苦情。
だから今年はこの猟場にシカが少ないのだな。
逃げた方向も罠が無い方向って感じか。
2回目
上の山のすぐ下の猟場。
私のタツマの位置は最近は勢子が追う方向ではなく、勢子が入ってすぐ東の枯れ沢の対岸に変わった、今回でここのタツマ3回目。
ここは結構シカが逃げてくる場所で、最近ライフルじいさんから譲られた場所。
先日も枯れ沢にオスシカが150m下流で立っていて、撃とうと狙っていたら逃げられた。
で、今回は勢子が自分の正面右側80mくらいまで歩いてきたところで、勢子の足元でシカが起きた。
さすがに自分は勢子がいるから撃てないので、逃げた先のタツマに期待したがダメでした。
まだ草が多くて80m先で屈んでいるシカを見つけられなかったな。
この後は何も出ず。
3回目
自分が苦手な沢を下ってくるシカを撃つ猟場。
ここはタツマ付近にも寝屋があり、タツマに入る前に逃げられる事もある。
今回からはタツマまでの移動ルートを変え、寝屋にシカが居たらそのまま撃ってしまうことにした。
逃げられたとしても勢子のいる方向だからなんとかなるかもしれんし。
で、勢子が猟場に入る直前、勢子の前でシカ20頭がタツマの方向と逆に逃げてしまった。
という訳で、終了。
4回目
3回目の猟場の線路を挟んで南側あたり、1回目のすぐ西側の猟場。
勢子が入ってシカがよく寝ている場所を通り過ぎても何も出ず。
やっぱり勢子側は罠の影響で獲物がいないのかも。
ダメかな?と思っていたら、自分の後ろ、南西側から何かが来た。
あ、シカだ!と思った時には沢に入ってしまい、ちょうどボサがあったので見えなくなった。
沢の東にも北にも来ないので、無線で南のタツマに連絡していたら、沢からシカが戻ってきた。
自分から30mで止まったが、スコープは3倍にしてしまっているのですぐには狙いを付けられず。
首から上しか見えないから首を狙ったのだけれども、弾は外れたようで逃げられてしまった・・・
この銃声ですぐ北東にシカがいたようで、起きてすぐ北のタツマにかかったけれど当たらず。
さらにこの銃声で北のタツマの北西にいたシカが起きて、さらに北のタツマに見えたけれど、尾根を走ったようで撃てず。
さらに北のタツマの辺りでは尾根から降りてきたようで撃ったけれど当たらず。
結局4頭のシカが出たけれど1頭も獲れず。
この日は1頭も獲れず。
最後に一言
今年はイノシシが多いと感じていたけれど、猟期になって気配を感じなくなった。
シカも上の山以外は少ない気がするが、今年はまだ暖かいから上の山からシカが降りてきていないのだろう。
ちなみに15日の1週間前、私は退院した日に上の山の牧場上をやったらしく50頭近いシカが出てタツマ全てにかかり、5頭獲ったそうな。
で、今回私は30mのシカを外してしまったので、嫌な予感的中って感じです。
外したからブログでそのように後付けで書いたのではなく、マジで猟隊の仲間に言ってたんですよ。
2発目のリロードもできんかったし、なんだかなって感じ。