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狩猟用双眼鏡 Steiner Predator AF 8X30 の紹介

狩猟で使用する双眼鏡に求める性能について調べる

倍率や明るさ、アイレリーフなども重要なのだが、使用目的が狩猟なのでその点も考慮したい。

倍率8倍で対物レンズ有効径40mmなら8X40と表記される。

 

倍率

倍率が高ければ遠くの目標を大きく捕らえる事ができるが、高倍率になるほど手ブレに弱くなる。

双眼鏡によっては手ブレ補正機能が付いているのでその点もチェック。

倍率が高ければ良いというものではなく、倍率が高い=見える範囲が狭くなる。

 

バードウォッチングや狩猟などでは6倍~10倍程度が使用されている。

 

明るさ(対物レンズ有効径)

レンズ径が大きくなるほど明るくなるが、その分双眼鏡は大きくなり重くなる。

 

30、十分な明るさが得られる、軽量コンパクト。

40、より明るく見える、42mmが多い。

50、かなり明るく見える反面本体は大きくなり、重量も1000gを超えるものが出てくる。

 

アイレリーフ

アイレリーフが合わないと、双眼鏡を覗いた時に視界内に黒い縁(ケラレ)が多く見えてしまう。

それなりの双眼鏡ではアイレリーフが長めになっており、接眼レンズ部分には折り曲げ可能なゴムなどが付いている。

裸眼ではそのまま使用し、眼鏡使用時はゴムを折り曲げてる事によってアイレリーフを合わせる事ができる。

 

ピント調整

左右の眼は視力が異なるので、左右それぞれピント調整ができるもが便利。

 

その他

屋外では濡れる事もあるし、風で粉塵が飛んでくることもある。

狩猟では防水・防塵対策がされている双眼鏡を使用したほうが無難。

 

レーザー距離計が搭載されている双眼鏡もあるので、荷物を少しでも減らしたいなら候補にしても良いかもしれない。

 

 

上記を十分考慮しつつ国内外のさまざまな双眼鏡を調査、その中で面白そうな会社の双眼鏡を発見した。

 

 

STEINER社のハンティング用双眼鏡

STEINERと書いて「シュタイナー」と読むらしい。

STEINERという会社の商品は全てドイツ製である。

 

シュタイナー社は使用目的別で双眼鏡を開発しているのだが、その中には「ハンティング用」として開発されている双眼鏡がある。

「ハンティング用」双眼鏡はいくつかのシリーズがラインナップされている。

 

 

Predator

CATというシステムにより獲物を見つけやすいよう色調補正を行っている。

 

ラインナップ

10X26 $229.99

8X42  $449.99

10X42 $459.99

 

 

Predator AF

Predatorにオートフォーカス機能が付いたもの。

 

ラインナップ

8X30 $349.99

10X42 $479.99

 

HX

Fast-Close-Focusによって至近距離から無限遠までシャープネスを実現するらしい。

持ちやすそうなデザイン。

 

ラインナップ

8X42 $944.99

10X42 $999.99

10X56 $1,174.99

15X56 $1,399.99

 

ShadowQuest

光透過率(96%+)で非常に明るく、ミリタリー向けの堅牢性、精度、性能らしい。

8X56なので持ち運びするには大変かもしれない。

オートフォーカス。

 

ラインナップ

8x56 $1,009.99

 

LRF 1700

レンジファインダー双眼鏡、8X30なので持ち運びしやすいサイズ。

オートフォーカス。

 

ラインナップ

8X30 $2,344.99

 

 

 

それぞれの商品の特徴はまだまだあるのだが、詳しくはSTERINER社のサイトを参照して調べてほしい。

 

そして上記の中から私が購入したのは値段も手ごろで機能がおもしろそうな「Predator AF 8X30」だ。

日本では売っていないようなので米Amazonにて購入。

 

 


 

Steiner Predator AF 8X30の紹介

倍率は8倍、対物レンズ有効径は30mm、オートフォーカス機能付き。

AFは20ヤード(約18m)以上の対象物に対して機能してくれる。

 

 

この双眼鏡の最大の特徴はCAT™ Color Adjusted Transmissionという機能だ。

鹿さんなどの赤系が見やすいようコントラスト調整がされている完全狩猟特化双眼鏡。

 

 

本体重量は539g、手にフィットする形状なので重量ほどの重さは感じないかもしれない。

IPX4なので雨が降っても大丈夫。

本体はPC素材に溝が刻まれているデザインなので雨の中でも手に持っていて滑り落ちるような事がない。

残念ながらカメラのネジ穴はないので三脚に取り付けたりはできない。

 

42mmのモデルを選択すればより明るくなるのだが、倍率は10倍に上がってしまうし重量も859gになってしまう点などを考慮した結果30mmがベターと判断した。

30mmでもCATがあるので通常の40mm双眼鏡よりは鹿は見つけやすい(はず)、使用用途がはっきりしているのがこの双眼鏡の大きな特徴。

 

 

ここから先は画像で紹介。

 

レンズキャップは本体と軽く結合されている。(黒丸部分)

キャップは中指などで押せば外れる、外れたらキャップをレンズからずらせば本体にぶら下がる。

黒丸部分を引っ張れば本体から完全に外す事もできる。

 

目の幅合わせは本体を曲げる事で行う。

目の幅に合わせたらよほどのことが無い限り位置をキープしてくれる。

センターフォーカスは無い、オートで行ってくれる。

 

接眼レンズ側のキャップ、ストラップで本体と繋いでいるので無くす心配がない。

本体をどんなに曲げてもこのキャップは緩くなったりきつくなったりしないで取付できる。

 

付属のストラップにはSTEINERのロゴ入り。

ストラップは首からぶら下げると前かがみになった時などに双眼鏡がブラブラしてしまうので邪魔かもしれない。

持ち運び時にはケースに入れストラップ無しで使うか、双眼鏡ハーネスを使用するほうが良いか?

 

専用ケースはベルトなどに付ける事もできる。

持ち手があるのが地味にうれしい。

 

 

アイレリーフのゴムとピント調整。

左右それぞれピント調整ができる。

 

アイレリーフのゴムは回転するので顔にフィットするよう調整可能。

 

眼鏡使用時はゴムを折り曲げて使用する。

ゴムが邪魔してピント調整がちょっとやりにくくなる。

追記

ずっと曲げていたら劣化でゴムが千切れた。

おかげでピント調整がやりやすくなった。

 

レンズはグリーンのコーティング。

 

 

最後に一言

日本で所持している人はかなり少ない双眼鏡だと思うので、ネタとしては十分価値があると思う。

デザインがミリタリー調でかっこいいし。

 

山で使用してみた感じでは確かに茶色系が明るく見えている。

鹿が同色に近い木に被っていれば、鹿も木も明るく見えてしまうので見つからないかもしれない。

真価をはっきするのは春から夏の緑色の草が多い時期だろう。

 

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