HUNTING LOG

夏の鹿はどこに隠れているのか

夏の鹿がいる場所

夏の鹿がいる場所は、冬にいる場所 + 背丈の高い草が多いところ。

草木で暗い場所、岩場、窪み、高台などに加え、そこら中にある膝より高い草むらが隠れる場所となっている。

つまり鹿が居る場所が山によっては全域となるので絞り込みが難しい。

 

冬では鹿があまり出ない山でも夏に行けば毎回のように鹿が出たりする。

そんなに鹿がいるなら簡単に獲れるかといえば、そんなことはない。

夏は草が腰以上の高さまであることも多く、大人の鹿でもしゃがむだけで見えなくなる。

どれくらい見えないかといえば、2mまで近づいてやっと鹿の方が気づいてくれて飛び出すくらい。

そのような草だらけな山で犬なしで駆除をするなら、山を舐めるように隙間なく歩いて鹿を起こすしかないから大変。

そんなところで鹿を撃って草の中で転ぼうものならまず人だけでは見つからないので、結局犬を連れてきたりもする事がある。

 

ちなみに冬の鹿は1つ起こせば他も釣られるが、夏は1つ起こしたところで他の鹿が気づかないから1つ1つ起こしていくしかない。

 

 

犬がいればそれなりに鹿を見つけるのが楽なのだけれど、犬も疲れやすい。

だけど夏は山に入っている人が多いし道路にも車やバイクが多く走っているから犬にも人にも何かあったら大変。

 

犬が鹿を追っても藪の中を走られたら鹿なのか犬なのかタツマには判別は無理なのでタツマも気を遣う。

なので夏は山によっては犬を使うか使わないかをよく考える必要があると思う。

 

藪の中で転んだ鹿を探す時は犬がいないとマジで見つからない。

 

 

小鹿

5−7月頃には小鹿が産まれているが、7月後半あたりではまだメスの腹にはまだ子供が入っていたりもする。

ちなみに7月頃は大人の鹿より小鹿の方が遭遇率が高い気がする。

今年大人の鹿と小鹿がペアでいるのを見たのは1回だけ。

 

小鹿は数は出るのだが、なかなか獲る事ができない。

勢子をしていて腰の高さまである藪の中を何かがずっと走っているのだが、姿が全く見えない。

薮から頭が飛び出した時に正体が判明するが、すぐに藪に紛れるような背丈なので藪の中を走られたら撃てる訳がない。

開けた場所だとしても小鹿は体が小さいので走ってたら弾を当てるのが難しいかも。

 

 

夏は鹿の気配に気づきにくい

冬は田畑に鹿や猪の昨晩の足跡が付いていれば見切りの足掛かりになるのだが、夏は田畑に足跡はあまりつかない。

田畑以外で足跡を探すとなるとウトを見るのだけれども、夏はウトにも草が被ったりしているので車から降りて草をよけないと足跡はよくわからない。

流石に都度車から降りてウトの確認なんてしていると時間がかかりすぎるので、夏はウトの確認をまずやらない。

 

なので夏は鹿が居るか不明の状態でぶっつけ本番で山に入るが、それでも結構鹿が出る。

というか夏は冬にあまり鹿が出ない山で鹿がよく出て、冬によく出る山ではあまり鹿が出ない気もする。

 

 

さて山に入り、冬だとこの場所には鹿が居るだろうなという予想がつくので、撃つ準備をしながらその場所に近づく事ができる。

もしタツマとは逆方向に逃げられたら勢子はそこで撃たないと完全に逃げられるから。

冬であれば鹿も遠くからこちらを認識して逃げてくれるので、勢子も多少は余裕を持って狙う事ができる。

 

しかし夏は鹿は近づかないと逃げてくれない、むしろ足元から突然飛び出す有様なので、勢子としては何もできない。

絶対に撃てないなんてことはないのだけれど、冬より状況判断を早くする必要もあったりするのでまぁ当たらない。

草むらに向かって撃つなんてことはやってはいけないので、銃を構えながら鹿が逃げていくのを見送るなんてしょちゅうだ。

 

タツマも大変。

勢子が逃げる気配すら気づかなかった鹿をよく獲ってくれたなと感心することも多い。

なんせ、タツマは鹿が逃げてくる音も聞こえなければ、遠くから逃げてくる姿も見えない、勢子からの無線連絡もない。

持ち場の視界は冬より断然狭くなっているし、そこに突然音もなく鹿が現れててから鹿と認識、それから銃を構えて撃つ訳だから冬よりも難易度が高い。

 

 

最後に一言

駆除で1年中鹿の捕獲ができて羨ましいと言われる事がある。

私も駆除を始める前はそう思っていたけどね。

 

日の出で山に入って1時間で鹿を持って帰れるなら夏でもやりたいかな。

午後はノーサンキューです。

 

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