約1ヶ月ぶりのブログ更新。
2021年度の猟期に入ってからの成果はどんな感じかというと1月27日現在まで鹿8(勢子で2)、猪1を転ばしています。
全て巻狩での成果で、今猟期は単独では鳥撃ちにさえ出猟してません。(見切り中にいたら撃つけど)
現在使用している銃などの構成
12GAレミントン870、Hustingsハーフライフルバレル、ハンドロード50口径弾頭、Eotechホロサイト。
ホロサイトは等倍でMagnifierも未使用ですが、50mなら近いと感じるようになりました。
50mのランニングターゲットを毎月やっているので当然一番得意な距離が50mという訳です。
100mだと対象はホロサイトのドットで体がそれなりに隠れてしまうので正確にバイタルに当てるのは難しいかもしれませんが、落ち着いて撃てば当たらないことはないでしょう。
むしろ10mとかの近くで横走されると獲物の前方を狙いすぎて外れてしまう感じ。
近い場合は獲物のバイタルチョイ前を狙えば良いのですけどね、わかっていても50m感覚で狙うから外れてしまってます。
ちなみに私が狙うバイタルは心臓です。
狙うといっても心臓にドットを重ねているのではなく実際に狙うのは獲物の前方です。
今猟期転ばした獲物は心臓に弾が当たっている事がほとんど。
心臓を狙えば仮にタイミングが少し速くて外れたとしても前脚の付け根などに弾が当たるので、獲物は立てなくなるので安心です。
タイミングが遅いと肉を取る時に胃の内容物とかで悲惨な事になりますけど、その辺りはハンドロード弾の弾速でカバーできているので余り悲惨な位置に当たる事はありません。
頭は外した時のリスクが大きいので獲物が止まっていない限り狙いませんが、止まっていても頭は動いているから当てるのが難しいんですよね。
猪を初めて転ばせる事に成功
3年目にして初めて猪を転ばせる事ができました。
過去2年間で猪との出会いは3回ありましたが、転ばせる事ができず悔しい思いをしてきたので少し肩の荷がおりた気がします。
今回猪を転ばした時は鹿をやっているつもりだったので、犬が鳴いている方向から来たのが猪でびっくり。
猪は尾根の少し下をやや左奥からやや右手前に走ってきていましたが、それなりに見通しが利くところだったので余裕を持って2発撃つ事ができました。
撃ち上げだったので狙ったのは猪のやや上です。
しかし2発撃ったにも関わらず猪は尾根の反対に行ってしまったので次のタツマ(尾根の反対側)に無線連絡を入れると、すぐに次のタツマが発砲。
猪は尾根向こうの崖から落ちて次のタツマが転んだと思うと言っていたので、また外したかー(次のタツマが転ばした)と思っていました。
転んだ猪を回収して見ると、弾は右足の付け根下から反対の付け根上の方へ抜けていました。
また弾の入り穴を見たら「五角形」の弾痕だったので、私の弾がしっかりと当たっていたようです。
他の弾痕はなかったので当たったのは1発だけだったようで、解体してみたら弾は心臓の前側を貫いていました。
後日レンジファインダーで距離と角度を計測したら45m24度の撃ち上げでした。
苦手な撃ち上げと猪を転ばすという2つの目標が達成されたので嬉しい限りです。
弾が抜けてしまう問題
私の50口径鉛弾頭は、弾頭内に空洞がないので獲物にあたっても縦に潰れにくいので横幅も1.4程度にしかならないらしい。
それと弾速も1800FPS以上あるので、肋骨程度であれば簡単に砕いて体を貫通してしまいます。
今まで獲物から回収できた弾は1個だけで、他は全て貫通してます。
鹿などは心臓に弾が当たり一度転んだとしても起き上がって50m程度なら移動してしまいます。
前回転ばした鹿は、その鹿を撃った時には膝を軽く落とした程度で撃った付近にノリも引いていないので逃したと思ったら、50mほど先で転んでいました。
解体したらしっかりと心臓を抜いていおり、転んでいた10m位手前からやっとノリが出現(死角で見えなかった)、獲物を引っ張る時には血がダラーっと一気に流れてきました。
1匹は1発目で一度転んだ後立ち上がって走り、30mほど移動したあたりで立ち止まったので再度撃ってやっと転びました。
解体して弾痕を見ると2発とも心臓に入っているという・・・
1匹は40m撃ち下げで一度転んだ後起き上がって沢沿いを川下へ移動したまでは見えたのですが、ちょうど自分からは死角になる川辺で転んでいました。
ノリはガッツリで移動距離も50mもなかったのですが、確認しに行かないと転んだかわからないのでちょっと不安になります。
この調子だと夏場は転んだ獲物の発見が難しいかも。
1発で完全に転ばせるには獲物に弾が当たったら潰れるようにするのが良いのでしょうが、弾頭の頭に穴をあければ鉛が肉に飛び散るし、尻に穴を開けるのはセンターに穴を開けるのが難しい。
あと発射時にサボットワッズで弾頭が圧縮され5角形に変形しているので、もしかしたら変形により弾頭が潰れにくくなっているのかも?
前猟期に使用していたSVAROGのLYMAN型サボット弾頭の一番軽いピンを使用した弾は獲物に当たった瞬間完全に潰れ(弾の入り口時点で弾頭の倍位の穴が空いた)お肉をダメにしてしまった事から潰れやすい弾頭も考えものです。
鹿は止まるまで待つ
今猟期は鹿に対しては撃てば大体転ぶので、撃つまで余裕を持てるようになりました。
奥から横方向に鹿が走ってきていても、犬がくっついていない限りは引き金を引くのを自分の正面に来るまでは我慢するようにしています。
すると木の横などで獲物がぴたりと止まる事が4回ほどありました。
私を気取って隠れた鹿(銃を構える動作でバレた)はバイタルをしっかり隠してくるので撃つのは難しいのですが、気取られていなければ数秒止まるので余裕を持ってバイタルを狙う事ができます。
実際それで転ばしたのは2匹だけですけどね。
1匹は犬が来た時に逆に飛ばれたので外れ、1匹は撃てない場所を走っていた状況。
尾根を駆け上がった鹿も尾根上でよく止まるのですが、止まらなかった場合は尾根から速く駆け降りて行くので、だったら尾根を登っている途中なら速度が遅いので撃つのが楽とか色々考えさせられます。
タツマの位置取りは奥が深い
獲物が横走するタツマの位置どりがまだ難しいです。
タツマの位置は大体合っていれば獲物は来ますが、微妙にズレているだけで獲物が来ても撃てない(撃ちにくい)なんて事もあります。
例えばバックストップの関係で獲物を撃てるのが尾根を横切る時だけとか、丁度良い位置に木があるだとか。
あと数mずれた位置取りをしていれば、余裕で転ばせられたなんて悔しい思いを何度かしています。
また私が好きな獲物を正面から撃つウトに張る場合はある意味賭けで、1つ横のウトを走られた場合は木が邪魔で撃つのが難しくなるなどもあるのでタツマの位置取りは色々考えなくてはなりません。
ぴょこぴょこ跳ねる鹿が転ばせられない
私の苦手その1は撃ち上げでしたが、猪を転ばした時は撃ち上げだったので弱点は多少克服できたと思います。
それよりもぴょこぴょこ縦に飛ぶ動きの鹿が転ばせられません。
理屈は頭ではわかっているのでが、つい目が鹿の動きを追ってしまいます。
結果銃身も泳いでいるのか、10mの距離の鹿に3発かけたけど当たりませんでした。
しかもその鹿に3発かけた後(弾切れ)、私の5m位近くでしばらく止まっていたので悔しくて薬莢を投げたら当たりました。
最後に一言
今猟期は猟隊でも射撃の腕前をかなり信頼されていて、猟隊の中では若手の方なのにやっているのはほぼタツマ。(勢子が下手なのもある)
なのでタツマの時に獲物が私にかかったら「外せない」のですが、4タツで外しています。
射撃の腕前を上げるには動的練習が効果的なので、毎月50発ほど練習してます。
しかし撃ち上げと撃ち下げと鹿のぴょんぴょんは射場で実射練習ができないのでぶっつけ本番でやってみるしかありません。
今まで2年以上やってきてぴょんぴょん鹿には遭遇した事はなかったのに、今猟期だけですでに2回遭遇してしっかりと外しているのはなんなんでしょ。