過去にブログで紹介したMSS20とGRS SPORTERの紹介を動画で行います。
ミロクMSS20
猟友会のRS射撃大会の県大会へ参加した時、自分の地区は自分ともう1名はMSS20を使用していました。
他地区出場者の多くもMSS20を使用していました。
県の代表になった2名の使用銃もMSS20です。
ハーフライフルも散弾銃ではあるのでRS射撃大会に参加できるとは思いますが、多分いませんでした。
MSS20は銃本体価格が高いです。
ハーフライフルのSavage212の新銃は20万円もしなかったと思いますが、MSS20の新銃は30万円以上だったと思います。
新銃のM870が2挺も購入できる価格ですね。
MSS20は中古でも20万円位はするんじゃないかな?
散弾銃は中古の方が良い意味でパーツが摩耗していたりするので、故障がないMSS20なら買いです。
ただし狩猟でだけ使うには高価な銃すぎます。
ボルト式を使用したいなら狩猟ではMSS20ではなくA-BOLTやSavageを使用するのもありかと思います。
精度や遠射はライフリングのあるハーフライフルでサボット弾を撃った方が有利ですからね。
MSS20が射撃で人気な理由の1つに消耗品である弾が安い(安くはない)からだと思います。
サボット弾は円安になる前でWinchesterが1発380円でREDBIRDのCOMPは230円、1発あたりで150円も差があります。
散弾銃本体でSAVAGE212が20万、MSS20が30万円としても、弾を700発を撃ったあたりでコストは逆転してしまいますね。
私はMSS20だけでも動的で年間で600発、静的やゼロインも含めると年間800発以上撃っています。
年間あたり弾代だけで最低12万円もの差が出てきます。
50mの射撃大会ではMSS20でも弾の相性が良ければ1種目で90点以上が狙えますから、無理にハーフライフルを使用する必要がありませんよね。
ただ狩猟でけでしか銃を使用しないなら年間50発、ゼロインなども含めて年間で100発程度しか撃たないと思いますので、ハーフライフルを購入した方が良いです。
10年経てばライフルが持てるようになりますし。
2022年9月時点ではミロク製作所の公式webサイトではMSS20は消えています。
製造終了かどうかはわかりませんが、もしMSS20の新銃が欲しい方は早めに銃砲店に問い合わせた方が良いでしょう。
MSS20の中古ですが、射撃ではライフル所持者でも散弾銃で大会にエントリーできますのでMSS20を手放さない人も多いです。
MSS20が欲しい方は、中古のMSS20があればコンディション次第ですがすぐに購入した方が良いと思います。
GRSが付いているものもあるかも(30万円以上しそうですが)
GRS SPORTER
何故GRSのストックをつけたかというと私の周り(ライフルだけど)がほぼGRS装着銃だったから。
俺もGRSを付けるともっと当たるんかい!
そんな感じで勢いだけでGRSを取り付けました。
ちなみにGRSは、M870の新銃が購入できるくらいの費用が必要でございます。
スコープはMarchを載せているので、全部定価ならMSS20とGRSとスコープだけで70万円近く投資している事になりますね。
もうこの銃は完全に射撃用です、山で使うなんてとんでもない。
チークピースやストックがボタン一つで伸び縮みするのはすごく便利です。
グリップも手の形に合うよう削られていてすごく握りやすいですが、ちょっと太いかも。
870に付けているMAGPULやSavage212のストックとチークを変えることが可能ですが、交換パーツとドライバーが必要なので手軽に調整はできません。
で、GRSを付けて当たるようになったのか?
ストック交換前と比べてりスコアはあまり変わっていません!
あくまでもサボリ魔の私はそうなっているだけで、ちゃんとGRSでスコア上がる人は上がるのでとりあえず金あるなら付けとけ、ですね。
ちなみにMSS20にGRSを付けている人はリアルで1人しか見た事ないです。
トリガープル
MSS20はトリガーの重さを簡単に変えられます。
それを知ったのはRS射撃大会後ですけど。
トリガープルを軽くすると何が良いかって、ガク引きが圧倒的に減ります。
動的ではマトの下への着弾が確実に減りました。
RS射撃大会では受付でトリガーの重さを1.5kgの錘で計量します。
トリガーが落ちたらトリガープルは1.5kg以下って事なので大会に参加できません。
自分でどうやってトリガーの重さを調整するかというと、手軽なのはペットボトルに水を入れて錘にする方法ですかね。
トリガーに引っ掛けるフック、袋なども含めての重さなので、ペットボトルの中の水の量を調整して合計1.5kgにします。
この錘セットでトリガーが落ちなければトリガープルは1.5kg以上です。
ただトリガープルを調整するネジはトリガーを引くと若干回転が戻るので、何回かトリガーを落として安定させる必要がありました。
次に自分が許せるトリガープルの上限の錘を用意します。
私は100gのペットボトルを用意して、1.5kgの錘セットの袋に追加する方式にしました。
1.6kgではトリガーを落ちるようにします。
これで最低でも1.5kg以上、最高でも1.6kg未満のトリガープルセットが完成です。
毎回微妙にトリガープルは変わってしまう感じがするので、正確に1.51kgとかにするのは難しいです。
最後に一言
私もライフルを所持してもMSS20は手放さないと思います。
理由は大会にライフルで勝てない人が参加するのが事前にわかっているなら散弾銃に逃げたいから。