銃身が光る
グループ猟をしている際に私から離れた位置でタツマを張っている猟友から「私の銃身がチラチラ光っているのが目立った」との報告があった。
タツマを張っている時は体を動かさないよう気を付けているのだが、それでも手にしている銃は微妙に動いて光をチラチラ反射していたのかもしれない。
その時は木の裏に身を潜めていたので前からくる獲物からは銃身は見えなかっただろうが(獲物は出なかったが)、「銃身がチラチラ光っている」という言葉が気になっていた。
木の裏に隠れていると前方に(銃を向けられない)死角ができ、木の左前に来た鹿を撃てなかった事があったので、最近は木の前でタツマを張るようになった。
銃を隠せない状況で銃を全く動かさないようにして待つのは難しいので、できるだけ銃を光らなくする対策が必要になった。
ALLENのVANISHという迷彩テープ(カモテープ・カモラップ)
銃身を光らないようにする、簡単に思いつくのは銃身にテープを巻くか銃身をつや消しセラコートをするかだと思う。
セラコート加工は時間とそれなりの金額が必要になるので、今回はお手軽な迷彩テープを銃身に巻く事にした。
銃砲店でカタログから迷彩テープを見せてもらったが、ベトベトしないテープがあるとの事でそれを注文。
購入したのはALLENのVANISHという迷彩テープ、お値段3450円だったかな?
Amazonなどでは同じようベトベトしないテープが安い値段で売っているので、それでもよいのかもしれない。
このテープを早速M870のディアバレルに巻き付けていきたいと思う。
このテープは粘着性が全くないが、テープが重なった部分だけがぴったりと付くので扱いやすい。
そして剥がしても再び付ける事ができるのもポイントが高い。
照星・照門は現状使用していないので、上からテープを被せてしまった。
使用するなら被せた部分に穴をあければ良いだろう。
マガジンチューブに差し込む輪の周りはなるべく下地が見えないよう何度かテープを交差させたので厚みが出てしまった。
この辺りは適当な位置で巻くのを止めた。
下地が見えないよう隙間なくテープを巻くと厚みが出てしまい厚みが出るとフォアエンドをスライドした際に干渉してしまう。
フォアエンドを何度か動かしてみてテープが干渉しないか確認。
フォアエンドを引くとマガジンチューブが光るが、タツマでこの状態で待つ事はないので問題なし。
テープが余ったのでMSS-20にも巻いてみた。
銃身は光らないようにしたが、他にも光るパーツが残っているのでどれだけ効果があるのかは不明。
勢子をやる際に藪などにテープが引っ掛かり剥がれたりしないか確認する必要がある。
リブ銃身の照星をEasy Hitに交換した
M870のリブ銃身に標準搭載されているビーズサイトは若干大きいので、クレー射撃では使いにくいなと思っていた。
そこで照星を射撃場でよく見かける発光するチューブタイプのものに交換する事にした。
銃砲店でチューブタイプの照星をいくつか見せてもらった。
マグネットでリブに取り付けるタイプ、両面テープでリブに取り付けるタイプ。
どの方向から見てもチューブが発光して見えてしまうもの、正面からしか発光して見えないものなどなど。
検討した結果「Easy Hit」という商品を購入する事にした。
店にある在庫の中でこの商品だけが正面から覗かないと発光しないタイプだったからだ。
ビーズサイトを取り外す。
ビーズサイトは取り外さなくてもEasy Hitは取付できるが気分的に。
ペンチなどで軽くつまんで回して取り外す。
ビーズサイトはこのようになっていた。
小さい部品などで無くさないように保管。
ネジ穴を隠すようにEasy Hitを取り付ける。
Easy Hitのパッケージにはアルコールティッシュのようなものが同梱されていたので、こちらでEasy Hitを張り付ける部分の油や汚れを除去するのかな?
リブ掃除あるある。
ブラシで繊維を取り除くのに苦労した。
Easy Hitは粘着テープ式、保護テープが薄い為剥がす事ができなかったので家族の手を借りる。
リブの真ん中に位置するよう慎重に取付。
発光チューブの手前に黒い筒がそれなりの長さ付いているので、正面から覗かないと照星が見えない仕組み。
完全に正面から覗かなくても照星は光ってしまうようが、ビーズサイトと比べるとかなり見やすくなった。