ハンドローダーの皆さん、頑張って鉛とかしてますか!
ハンドロードで1番の疲れる作業が弾頭作成ですね。
今回は弾頭作成の作業効率が自分比30%アップした「LEE PRO 4-20」の紹介です。
動画はこちら。
LEE PRO 4-20
購入方法
輸入品なので正直高いです。
鉛を溶かす道具が2万4−5千円??
すいません、送料込みで計算してました。
現地価格は$120です。
しかし日本のAmazonで購入すると3万5千円くらいしますね。
110vを買うなら断然e-bayです。
送料がクソ高いので倍近い値段になってしまいますが、日本で買うよりはお得です。
買う時に注意が必要なのが電圧です。
一般家庭のコンセントで使用するなら110vのものを購入してください。
LEE PRO 4-20 110vを購入するなら、このリンクのショップが一番安いかな。私はここで購入した。
家に200v電源があるなら迷わず220vを購入してください。
パワーが強いってことなので、多分ですが加熱時間が短くて済みそうです。
そして、アメリカのアマゾンでの購入なので、ebayのように送料がボッタクリでは無いです。
200v電源があるお宅は、アメリカのAmazonで非常に安く購入できます。
コンセントにさすプラグ形状がアース付き三又プラグなので、変換プラグが必要。
便利なところ
- 鉛をポットの下から流せるので、酸化鉛ができにくい。モールドにも酸化鉛が入りにくい。
- モールドを乗せる事ができる可動式の台がある
- 鉛を流せる速度を調整できる
- ポットがでかい
鉛をポットの下から流せるのはLEE PRODUCTION POT 4と同じですね。
違うのは鉛を流せる速度が調整できるところでございます。
鉛を1滴1滴流すこともできるし、ドバーッと一気に流すこともできる。
地味に便利なのがモールドを乗せる台。
PRODUCTION POTだと、モールドの口から注ぎ口がずれないようにモールドを持つ手を微調整しながら狙いを定める必要があった。
一方PROは台の絶妙な形状のおかげで、台にモールドを乗せれば、モールドの口を注ぎ口にフィットさせることが簡単にできる。
モールドを持つ手も疲れません。
ポットが大きいのはすごい利点。
一度に溶かせる鉛の量が増えて嬉しい?
違う、そうじゃない。
ポットの中の掃除がしやすくなったのが大きい。
ポットの底まで容易に手を突っ込める。
作業台は欲しい
いくらポットにモールドを置く台があるからといって、ポットの注ぎ口が見えないと鉛がどこに落ちてるかわからない。
なので、注ぎ口が見えるようポットは机などに置いたほうが作業しやすい。
ただ気をつけて欲しいのは、鉛を入れたポットの重量は非常に重たくなるということ。
そして、ポットの中には300度以上の液状鉛が入っているということだ。
もしポットをひっくり返すような事があれば鉛をかぶってしまう事になりかねない。
私のように野菜コンテナの上にポットを置いて作業なんてやめたほうが良いです。
ちなみに私、作業中に手袋もつけていませんね。
他のメルティングポットと比較
熱源+スチール容器
鉛を溶かす熱源はキッチンのガスコンロだって良い訳です、家族からは冷たい目で見られるでしょうけど。
私はガソリンのバーナーを使って屋外で作業してました。
鉛を溶かす容器はスチールであれば何でも。
100円のシエラカップなどでも良いのだけど、底が平な容器は最後まで鉛が掬いにくい。
私はダイソーで買ってきた1人用の鉄鍋がお気に入り。
底が丸いからお玉で鉛を最後まで掬えるので、結構使いやすかったですよ。
これらの利点は導入コストが非常に安いこと。
家庭にあるものだけでもできるので、初期費用0円も可能です。
弱点は鉛を表面から掬わないといけないこと。
鉛の表面はすぐに酸化するのだけど、鉛を掬う時に酸化した鉛も掬う事になる。
そうすると酸化してない鉛が表面に出てくる訳で、それもすぐに酸化する。
酸化した鉛はベトベトするんで破棄するから、鉛がどんどん無くなる訳です。
LEE PRODUCTION POT 4
LEE PRODUCTION POT 4も便利なんだけど、痒い所に手が届かない商品。
鉛を流す穴を押さえている棒がポットの中央を縦断しているので、棒が邪魔で大きな鉛が入れられない。
注ぎ口へ鉛を落とす穴の入り口がナット状になっていて、ここに不純物が引っかかる。
やっぱり棒が邪魔で不純物が取りにくいです。
結果注ぎ口が詰まりやすいから、穴に詰まった不純物をドリルとかで取り除く必要がある。
穴に不純物が溜まってドリルで穴を広げてをしているうちに、鉛の流れが止まらなくなったw
利点は鉛を下から取り出すので、新規の酸化鉛ができにくいこと。
溶けた鉛の表面はすでに酸化鉛でコーティングされている感じなんで。
あと、レバーを上げるだけで鉛がモールドに流れるので楽。
Amazonでも買えるし、値段も微妙に安いから手を出したくなりますけどね。
私は2個目を買おうとは思わなかったですね。
LEE PRO 4-20は散弾銃ハンドローダー必須アイテム
冗談ではなく。
ハンドロードで一番大変な作業が弾頭作り。
まだ弾頭作った事がない人に説明するけど、100発の使える弾頭を作るのに、何発弾頭を作ると思いますか?
弾頭を作成しながら200発は破棄し、弾頭の重さや細かい選別で50発は破棄になります。
もっとかな?
3時間とか作業して、使えそうな弾ができるのなんて100発とかそんなもんですよ。
だから、弾作りにかける手間は少しでも減らしたい。
体制的に腰や膝も痛くなるし。
冬は寒いし夏は暑いしね。
あとね怖いのが鉛中毒。
少しでも作業時間は減らしたいです。
マスクしていても、鉛を肌や目などからも吸収している気がするので。
弾を作り始めた時に真っ先にLEE PRO 4-20を買えば良かった。
下手にLEE PRODUCTION POT4を貰ってしまったものだから、他のポットをわざわざ購入することなんて考えなかったし。
その後も鍋で十分だと思っていたし。
いやー、まじ後悔。
LEE PRO 4-20 110vはここで買えます。
LEE PRO 4-20 220vはここで買えます。
最後に一言
作業で必須な道具は、はじめから多少高くても良いのを買ったほうが絶対に良いです。
まじで安いものを買うとあとで後悔する。