つい最近Savage212の記事を掲載したばかりですが、動画作成もして再掲載。(内容はちょっとは変わってるかも)
ハーフライフル
ライフリングを半分削ってしまったハーフライフルでも精度が期待できるのかどうか。
多分精度は良くなってます。
バレルの半分だけとはいえライフリングが切ってあるので、弾頭には回転が加わります。
アメフトでQBがボールを投げる時にボールが1回転するまで手で保持しないのと同じようなもんですかね。
Savage212のツイストは1 in 35なので35インチで1回転するライフリングが切ってあるみたいです。
Savage212のバレルは22インチなんでその半分の11インチだと、バレルの中で11/35回転(113度)弾頭がライフリングで回転する感じですかねー。
バレルの中は残り11インチあるので、バレル内では226度以上回転しているかもしれませんし、抵抗で回転が減っているかもしれません。
ハーフライフルの精度は如何程のものかというと、Winchesterのサボット弾では50mで弾痕がつながります。
100mでも弾痕が並びますね。
ハーフライフルでも弾頭に回転が加わるるので100mでも精度がそれほど落ちないようです。
Savage212
本体価格が安い、新銃で20万円しない。
見た目の安っぽさ(700ドル銃だからね)はあるけれど、色々工夫されています。
まず2020年モデルはチークピースとリコイルパッドプレートの交換パーツが沢山付属してます。
これが私がSavage212を選んだ理由。
2020年モデルがなければA-Boltとか他のハーフライフルを購入したと思う。
アキュートリガー、は、別になくてもいいんだけれど、安全面から考えるとあった方が良いのかもしれない。
アキュートリガーは動画を見て貰えばわかるんだけれど、手前のトリガーを引かなくてもメイントリガーが引けてしまう。
撃針は出ないけれどトリガーが引けてカチリとなるのはいかがなものか。
わざわざボルト上げ下げするの面倒やん。
安全装置の真ん中は結構便利で、引き金が引けなくなるだけで他の操作はできる。
射撃場では引き金を引く直前までは安全装置は真ん中にしてます。
普通の安全だとボルト操作もできなくなるんで。
装填の時に弾が引っかかる問題ってのがあるんだけれど、これはSavageに限らずボルト式の散弾銃ではどれでも起こる問題なので動画では触れていません。
トリガープル
Savage212はトリガープルを調整する工具が付属しているので、トリガープル調整は推奨って事でいいのかな?
トリガープルの調整はオモリを入れた袋にフックをつけてトリガーに載せて行うと楽です。
調整方法はその錘で引き金が落ちるか落ちないか、の単純な調整です。
トリガープルを計測する機械とか売ってるけど必要ないです。
トリガープルは引く位置や引く方向、毎回引くたびに微妙に誤差も出るようなので正確には測れそうもないです。
最後に一言
動画の射撃でSavage212ばかり使用しているので射撃用と勘違いされますが、Savage212は狩猟用です。
Savage212用の弾がいつまでも完成しないのでその動画ばかりになっているだけです。