度入りのサングラス TALEX EASE GREENを新調し、狩猟も含め半年ほど使ってみたのでレビューします。
度なしのサングラス TALEXのTRUEVIEWレンズは破棄することに
目が悪くなる前に、釣りで使用していたのはTALEXの「TRUEVIEW」という偏光レンズでした。
釣りをしていた時は日中の水の反射光を抑えたいだけだったので、自然な見た目になるというTRUE VIEWレンズを使用していました。
フレームは当時TALEXが取り扱っていた「ZEALOPTICS」という日本メーカーの「Zeque」というもの。
チタニウム+カーボン のお気に入りフレームでした。
見た目はコワモテ系ですけど。
それから数年後・・・自分近視+乱視になりました。
コンタクトレンズを一応試したのですが、自分コンタクト無理っす。
って事で度なしのTAREX TRUEVIEWは使えないので数年間押入れの肥やしになっていました。
メガネ使用時のサングラスはフリップオンのやっすい偏光グラスを使っていましたが、あまり好きではないですね。
この度メガネを新調することになり、ZEALOPTICSのフレームを復活させたいなと。
ZEALOPTICSのフレームにクリアレンズは似合わない感じなので、「遠近両用の度付き偏光レンズにしてしまえ」って事でZEALOPTICSのフレームを持参して眼鏡屋へ行ってきました。
偏光レンズどれにするか問題
新しい度付き偏光サングラスは狩猟で使用するし、普段も使う眼鏡でもあります。
あまり濃い色のレンズは暗い所で見えにくくなってしまうし、かといって薄すぎる色のレンズだと眩しいです。
鹿は暗い針葉樹にいたり、日没直前に出てくる事が多いので暗すぎるレンズだと見えないかもだし。
偏光レンズは色が薄くても透明レンズよりは見えやすくなるので問題ないかな?
眼鏡屋さんに使う状況など説明をしたらTALEXのレンズから選んだ方が良いとのことに。
TALEXのレンズも色々ありそれぞれ試させてもらい、購入したのが「EASE GREEN」というレンズ。
こちらに乱視+遠近両用処理を施しました。
お値段41,800円〜です。
TALEX EASE GREENの効果
EASE GREENはどのようなレンズか?
TALEXのサイトに記載されている数値と、実際の使用感。
- 雑光カット率 90%
- 可視光線透過率 40%
- NATURAL SEEING 30%
- CONTRAST SEEING 10%
- BRIGHT SEEING 60%
雑光カット率
雑光カット率はTUREVIEWだと99%だったので、1割ほど余分に雑光が見えるって事なのかな?
ですが99%と90%の差は体感では気にならないです。
眼鏡屋で雑光カットの板(カット率が低いと絵が見えにくい)見せられると違いは出ると思うけれど。
日中に草木に光が当たると光が反射してぼんやり見えますが、雑光カット率が高いとくっきり見えます。
自分的には雑光カットは重要かなと思ってます。
可視光線透過率
夜に外灯を点灯させ、夕方よりちょっと暗いかな程度の明るさで撮影。
この数値が低いと暗く、数値が高いと明るい。
40%だと太陽が正面にあったり、対向車のライトが目に入るとそれなりに眩しいですね。
運転中に太陽が正面にある時はサンバイザーを下げる必要があります。
夜間の対向車のライトは目線を左斜め前方にする必要ありです。
狩猟では針葉樹の中のような日中でも暗い所を歩くので、レンズが暗すぎても困ります。(フリップタイプは考えてません)
眼鏡屋で試してみて、30%だと暗いところでは結構見えにくいかなーと感じました。
逆にMO'EYE GRAYのような75%だと、雑光カット率が20%と下がってしまうので、草木のギラつきは残ってしまいます。
EASE GREENを購入したのは暗すぎず明るすぎない可視光線透過率が決め手だったりする。
TALEXでは夜間運転で使用する場合の可視光線透過率は75%以上としていますが、EASE GREENの40%はギリいける。(推奨しませんが)
NATURAL SEEING
どれだけ裸眼に近い色で見えるかですかね?
グレー系レンズだとこちらの数値が強くなるようです。
EASE GREENは実際の色に薄い黄緑がのる感じ。
草木の緑がくっきり見えるようになるので、裸眼より良いですね。
茶色系レンズよりは景色が自然に見えると思います。
CONTRAST SEEING
明暗がどれだけはっきりするか。
コントラストは茶色系レンズがはっきりするようです。
EASE GREENは10%となっていますが、これだけでもコントラストがはっきりします。
BRIGHT SEEING
眩しさを抑えながら、明るく鮮明な視界を叶えるという特徴があり、視界が暗くなることに敏感な方には特におすすめします。
https://talex.co.jp/
EASE GREENは60%となっていて、これより高い数値はVISTA YELLOWの70%しかないのです。
NATURAL SEEING系レンズ、CONTRAST SEEING系レンズよりは確かに明るく見えます。
これは可視光線透過率がEASE GREENの方が10%くらい高いからで、意味わかります。
MO'EYE LENS系レンズ可視光線透過率が75%と高いのですが、MO'EYE LENS系のBRIGHT SEEINGは0%ってなってるんですよね。
MO'EYE LENS系レンズは雑光カット率が20%だから、明るいところでは逆にEASE GREENの方が見やすいからって事だから?
よくわからん。
EASE GREENを狩猟で使ってみて
日中に罠にかかった猪鹿を捕獲してみての感想。
裸眼より見やすくなったとかはないかも。
罠を見に行っているので意識しなくても獲物を見つけてしまうからですかね。
スコープで狙っている箇所はよく見えましたよ。
じゃぁ巻狩りではどうか?
走っている鹿を見ましたが、別に普通かも?
いや、見えやすくなっているのか?
雨の中で針葉樹の中を走ってきた鹿は普通に見えたから見やすいのかも?
来る気配は感じてて薮で見えてなかったけど、止まって木に隠れた鹿はすぐに見つけた。
これが単独忍び猟などで薮で隠れている猪鹿を見つけやすいなら効果あり、とはっきり言えるんですけどね。
残念ながら猟期になるまでは単独忍び猟はやらないので・・・
現時点ではっきり言えるのは
景色は裸眼よりは見やすくなります
スコープを使用してみて
スコープは違和感なく覗けます。
イルミも問題なし。
ホロサイトも問題ないです。
日中の50m先にある白い的紙はスコープなしでも見やすいかも。
関係ないかもだけれど、静的・動的射撃の成績上がりました。
最後に一言
自分の見た目がアレで、フレームがコワモテ系で、レンズも色付きなので、自分を知らない人からは冷たい視線頂いてます。