今まで持っていた釣り用のクーラーボックスはCT125で運ぶとなると大きすぎた。
という訳でCT125で運べる小型のクーラーボックスを購入した。
収穫カゴに収まるクーラーボックス
ハンターカブに取り付けている収穫カゴの内側のサイズは、485mm、330mm、高さ 300mm。
クーラーボックスの短辺を330mm以内とすればクーラーボックスの選択肢が増えるのだが、他の荷物も収穫カゴに入れるのでクーラーボックスの長辺は収穫カゴの横幅以内に収めたい。
ネットで販売されている様々なクーラーボックスを調べてみたが、高さが300mm以内で長辺が330mm以内となるとクーラーボックスの容量は6L〜8L程度。
キャンプ用のクーラーボックスは高さがあるので500mlペットボトルを立てて入れる事ができる、値段も安いので釣りをしない人にはおすすめ。
釣り用のクーラーボックスは作りが頑丈で、水が入れられたり魚の投入口やエアポンプのチューブを通す穴があったり。
一般的にクーラーボックスの断熱材はスチロールだが、高額なものになると断熱材がウレタンや真空パネルとなり、保冷性能が高くなる。
釣りでの使用がメインかなと思いDAIWAのS600Xを購入。
DAIWA S600X レビュー
S600Xの容量
内寸は最大160mm x 240mm x 175mm。
プルーフケースの引っ掛け部分より下の内寸は150mm、230mm、高さ155mmだが底の凸は5mm。
保冷剤はLOGOSの保冷剤Mサイズが使い勝手が良いのでおすすめ。
S600Xは500mlペットボトルを立てて入れる事はできない。
S600Xの容量は6Lだが保冷剤と500mlペットボトル x 4でS600Xの容量はいっぱいになる。
ナルゲンボトルをS600Xに入れる場合はこんな感じで、1Lボトル2本は入らない。
S600Xに餌入れを直接入れるのはスペースを食うし臭うので、餌はジップロックに入れてクーラーボックスで冷やし餌入れには現地で入れ替えるやり方が良いと思う。
S600XにプルーフケースPC-816を入れてみる
S600Xで使用できるプルーフケースは PC-816となる。
PC-816の外寸は157mm × 187mm × 105mm。
PC-816は対角でも200mm位なので魚を入れたくても小魚しか入らない。
プルーフケースの下のスペースには保冷剤を2枚入れる事ができる。(画像は1枚)
横にできるスペースには保冷剤が1枚なら細い缶飲料を2本入れる事ができる程度。
プルーフケースの下に保冷剤を入れなければ500mlペットボトルを2本入れる事ができるスペースが確保される。
プルーフケース+LOGOSの保冷剤では使い勝手が悪い。
保冷剤ではなく氷を使う時におにぎりなどもたくさん一緒に入れたい!といった時にプルーフケースを使うのが正しい使い方かもしれない。
S600Xの特徴
S600Xはベルトのみでハンドルが付いていないのだが、GU600X用のハンドルを取り付ける事も可能。
必要性を感じたら購入すると良いだろう。
フタについている投入口を使用して魚をクーラーボックスに入れれば冷気が逃げにくい。
投入口は手を突っ込む事ができる位の広さがある。
水が必要な活き餌にエアを送りたいときはこの穴からエアポンプのホースを入れる。
しかしこのクーラーボックスは完全密閉容器とあるが、クーラーボックスに水を入れフタの角が下向きになると水は漏れるので注意。
フタは金具を横にずらすだけで取り外す事ができる。
投入口を使用すれば魚で汚れるので、フタが取り外せるのは簡単に掃除ができるようになるので便利。
S600Xを収穫カゴに入れてみる
S600Xの外寸は230mm、310mm、 高さ230mm。
S600Xを収穫カゴに入れたらこんな感じ。
渓流釣りグッズを全て入れてみた。
S600Xはそれほど高さがある訳ではないので収穫カゴに入れても上に荷物を置く事が可能だ。
S600Xの上にモンベルのアングラーパック15を乗せてもまだ少しスペースに余裕がある。
渓流釣りセットなら荷物がコンパクトなので、これらの荷物を全て収穫カゴに入れても収穫カゴにネットが被せられる。
荷物の落下防止対策はバッチリだから山を走っても大丈夫。
鮎釣りセット+S600Xも問題なく運搬できる。
最後に一言
S600Xは釣りで使用するならとても良いのだが、それ以外では使い勝手が悪い。
やはり500mlペットボトル(1Lナルゲンボトル)が立てて入れられないのはよろしくない。