鉄砲関連

ハーフライフル SAVEGE 212 2020モデル を購入した

山で使うボルト式のハーフライフルが欲しいなと思い、SAVAGE 212ハーフライフル2020年モデルを購入しました。

カモ柄を購入する予定だったのだけれど今回入荷しないとの事だったので、ノーマルバレルの黒に変更しました。

銃砲店に購入の意思を伝えてから数ヶ月後に日本に到着、ライフリングを半分削る作業で数ヶ月、合計半年以上待ったかな。

価格は19万円。

 

 

開封の儀

新銃を購入すると箱の他に

 

ステッカーだったり、ポストカードとか

 

鍵なんかが付属してきます。

 

耳栓とかもついてくるけど、いらないからその分安くしろやー。

ピンみたいなのはトリガーの重さを変えるので使うのかな?

 

代理店を通して購入しているので、日本語マニュアル?付き。

 

 

SAVAGE212各部画像

全体はこんな感じのシンプルデザイン。

銃についてるステッカーは撮影後に全部剥がしました。

 

反対側

 

新銃だけあってボルトを操作してもガチガチです。

 

ボルトは太め。

ショットシェルを2箇所の爪で引っ掛けます。

 

 

フォアエンドはやや細め。

 

 

SAVAGR212は2 3/4と3インチのシェルが使用できるようです。

というかバレルにマニュアルを読めとか刻まないでおくれよ。

 

バレル。

肉厚。

 

手前真ん中のペラい金属2つが壊れそうで怖い。

 

 

グリップ下

 

 

ビカティニーレール標準搭載

ボルトがスコープに当たってしまうので後方を少し削ってもらいました。

 

 

ストック

 

 

ドライバを穴に突っ込んでリコイルパッドを外す。

 

 

今回購入したSAVAGE212は2020年モデルになるので、アキューフィットストックというコム(チーク)とプル(パッド)が交換できるタイプになります。

これだけの理由でSAVAGEを選んだ。

アキューフィットストックがなければ他のでもよかったかな。

 

袋入り

 

 

アキュートリガーはトリガーを2段階で引く。

1段目は安全装置的な役割かな。

2段階目は引き金の重さを変更できるので1.55kg(大会用)とかにして落やすくしてもいい。

 

ちなみにボルトはトリガーガードの前にあるボタンを押しつつトリガーを弾かないと抜けない。

ボルトを入れるときは引き金を引きながら入れる。

 

 

マガジンはプラ製。

マガジン着脱時はマガジン前方(画像では右)にあるツマミを引く。

 

 

マガジンには2発まで装填できる。

プラ製なのでシリコンオイルで滑りを良くする。

 

 

マガジンに弾が入った状態でボルトを押し込むと、ボルトがマガジンの弾のケツを押して薬室に装填する。

すでに薬室に弾があろうがボルトを引いてから押し込むとマガジンの弾を送ろうとしてしまうので、薬室に弾があるときはマガジンの弾を指で下に押しながら。

 

安全装置。

安全装置がかかってない状態は赤丸が完全に見える。

 

安全装置が2段階目でかかっている状態。

1段階目はボルト操作はできるけど引き金が引けない。

2段階目はボルトも動かせない。

 

 

 

SAVAGE212のスペック

全長:43インチ

バレル長:22インチ

重量:3.56kg

素材:シンセティック

 

 

使いやすいバレル長。

私の他の銃に比べたら軽い。

 

 

分解して掃除

新銃は機械油で内部がギトギトで汚れているので、古い油を落とし新しい油を塗り直す事にします。

 

 

まずトリガーガードを外します。

この部分のネジを外すのが大変。

ボタン邪魔。

 

 

ネジを4箇所外せばストックと機関部の分離ができます。

 

トリガー部分についている古い油などをパーツクリーナーで落としてしまいましょう。

そしたらWD40を塗ります。

 

ストックの内側も金属なので同様に。

 

 

 

バレル内に傷

バレルの中にも油はついているので、ブラシにショップタオルを巻き付けて取ります。

その後WD40をつけてショップタオルでしっかりと拭います。

汚れが残ってないか内部を確認したら・・・

 

バレルに深〜い傷がありました・・・

 

銃砲店に銃を持ち込んで傷がある旨を報告。

問屋に銃を送って、バレルを交換してもらえるようお願いしてきました。

 

それから1週間後、銃砲店に銃が到着したのでバレルを覗いたところ・・・

 

何も変わってないやーん。

 

銃砲店がいうには問屋曰く

 

ハーフライフルというかライフルドショットガンはライフリングにこの傷があるのが「普通」だそうです。

輸入した時点でこのような傷は「入っている」ものだそうです。

「SAVAGE以外もこのような傷はある」そうです。

ちなみに私のRemington 870のHastingsのハーフライフバレルにはライフリングに傷はありません。

 

問屋は今までも何件かユーザーから同様の指摘を受けた事があるらしいのですが、同じような対応だとか。

1発も撃っていない状態でライフリングの傷に気づく人がどれくらいいることやら。

1発でも撃ったらそれを原因にされちゃいますからね。

 

すでに問屋に撃った際の傷ではないことは確認してもらっているので、もう撃っても問題ない。

 

というわけで、射場で撃ってきました。

 

 

 

SAVAGE212を撃てみて

まずバレルの傷の影響について・・・

 

多分ないです

 

それなりにまとまります。

適当な薬量の自作弾で試したのでファクトリー弾レベルではまとまってないけどね。

 

 

続いてマガジンからの次弾装填がボルトを戻す際に引っかかって薬室に弾が送れないジャム問題

 

家でスナップキャップをマガジンに入れてボルトを動かしてみた時は、スナップキャップでは引っかかることはなかった。

お、2020年モデルはいけるか?と思っていたのですが

 

実際に射場で操作してみたら・・・

ガッツリ引っかかりました。

 

でもボルト操作を落ち着いて行えば引っかからないで薬室装填できるのでボルト操作の問題かもしれません。

まずはボルトが軽く動くようにしておかないとだめかな。

 

ちなみにボルト式なんで排莢はしっかりとボルトを最後まで引かないと薬莢が飛んでくれないので次弾装填で引っかかります。

 

 

という訳で帰宅してから切削オイルをボルトにたっぷりと着けて何百回とボルトをガチャリンコ。

銃を傾けただけてボルトが「スー」っと上下動する位まではなりました。

 

とりあえず次回の射場で次弾の装填がスムースにできるかテストですね。

 

 

で、何百回もガチャリンコして気づいたのですがボルトを戻す際にボルトレバーを持ちながらだとボルトを真っ直ぐ押し込むのがちょっと難しいかもしれません。

真っ直ぐ押し込めないとボルトが引っかかる。

ボルトのケツを指で押してあげるとボルトは全く引っかからないので、レバー操作の問題であることは間違いない。

 

 

マガジンの弾を弾を撃ちつしくしたら薬室に直接手で弾を送り込む事になるので家で練習。

弾がマガジンの溝に上手くハマらないと弾が斜めに入ってしまい引っかかるので結構難しい。

いっそマガジン無しで薬室に弾を指で押し入れた方が入れやすい。

 

 

安全装置のテストも。

まずボルトを引いた状態では当然安全装置は操作できません。

安全装置の1段階目じゃないとボルトは動かせないので、装填前にボルトを押している状態(撃った後)で1段階目の安全装置を入れます。

2段階目の安全装置はちょいとウザい。

安全を外して撃とうと思ったら、安全を1弾目にしているだけで思いっきりガク引きしてしまったり。

安全のかけ方と外し方も練習しないとダメですね。

 

 

最後に一言

私にとってRemington870のハーフライフルバレルに続いて2挺目のハーフライフル銃。

870は212に比べ連射性に優れているので、猟のスタイルで切り替えて使うのが良さそう。

単独なら212、グループなら870だね。

 

SAVAGE212は銃を構えたりするときに金属音が出ないのが良いですね。

870はフォアエンドに遊びがあり、構えた時にカチャと音が鳴って獲物に気取られたりする場合があるんですよね。

ボルト操作の金属音?とフォアエンド前後の金属音を比べたら、ボルトの方が音が遥かに出にくいし。

 

870のMAGPULストックの方が反動が少ない気がする。

 

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