HUNTING LOG

令和6年度 5週目の狩猟 12月9日から12月15日

上の山では金曜日に雪が降り、土曜日の朝は路面が凍結していました。

後輩は朝の集合場所に来る途中、新しく買った軽トラのデビュー戦で早速横に1回転させて事故ってレッカー呼んでました。

狩猟中も路上で回転している車があったようだし、路面凍結なめてる人が多いんですかね。

 

平日は空気銃のスコープを覗いたら傾いてたので直したり。

空気銃に付けている無名のスコープは貰いものとはいえ、アイレリーフがシビアすぎて使いにくいですね。

頬付け位置がちょっとでもずれると何も見えないっす。

 

罠3本に増やしました、同じ場所ですけど。

ここ以外は猟場だからかけなくて良いでしょ。

 

12月14日 土曜日

朝から雪という事で、上の山の猟場さらに上の方猟場は早朝から他の猟隊に入られて、自分たちが山に到着した頃はもう引き上げる時でした。

うちは始めるの遅いねん。

 

1ラウンド目

上の山の道挟んだ下にある、今季結構獲物が出ている猟場をやります。

 

参加人数が少ないという事もあり、私はいつもの南東のフクロウ小屋のタツマではなく北西のタツマに入ります。

このタツマの横には牧場のフェンスがあるので、フェンス際をシカが飛んでくるんですよね。

しかし、フェンス際だけを警戒していれば良い訳ではないので、逆側もしっかりと監視しなくてはなりません。

目の前には枯沢があり、そこに入られてしまうと視界が通らなくなるので、その前に撃つのが理想。

 

が、細かい木が沢山生えていて沢どころか、20m先も見えないくらい視界が利きません

たぶんシカが来てもチラチラ見えるくらい。

なので、視界を遮る細かい木をがんばって切っていたのですが、勢子が入ってしまったので今回はあきらめます。

 

結局シカが行ったのはいつものように南西のタツマ

獲れませんでしたけどね。

 

藪に無線のコードひっかけてから無線が全然聞こえん。

 

2ラウンド目

なぜか上の猟場をやる事になりました。

いや、さっき乗馬も上いったし、上で大規模な猟をやったばかりなんだからシカは居ないと思うけど・・・

今回も新しいタツマを発見すべく、前回行ってみたタツマの場所よりさらに上、さらに石の上に立って、獲物が来たらどこを移動するのか見届けましょう。

ちなみに前回も何も出なかったと聞いてたのですが、実は本命のタツマに2匹行っていたと本日判明w

 

 

さらにちなみにですが、上の猟場をやった猟隊の人に話を聞いたら、山のゲートの先にはすでに車の轍が付いていたそうです。

で、シカは1匹も出なかったらしいです。

雪が積もった土日のかなり早い時間は流しが来るんですよね。

もうゲートは鍵で閉まっている時期なので、来る人は限られますしね。

 

 

で、自分たちの猟ですがやっぱり何も出ませんでした。

 

 

3ラウンド目

今猟期はまだやっていなかった定番の猟場です。

自分はタツマの位置を昨年より前方に50mほどずらしました。

萱が凄くて何も見えないんですよ。

 

無線のジャックの調子が悪く、誰が何を言っているのか全然わかりません。

無線からイヤホンを外して無線機のボリュームを絞れば問題ないでしょう。

 

ラウンドが始まってしばらくしてから、距離は遠いので何メートルかわからないけれど前方でシカが2匹止まった

右側は牧場のフェンスなので、超えられてしまったら何もできません。

スコープを6倍にしてもちっこい

後ろを向いていたので尻を狙って撃ちましたが外れたようです。

勢子がいる方角へ逃げられました。

 

 

勢子が発砲。

無線で何か言ってるけどやっぱよう聞こえんですわ。

 

オス1本角が1匹私の方へテッテケ走ってきました

右の山の下側をトラバースしつつ私の方へ向かってきます

 

上に逃げるそぶりをしない限りいつでも撃てるのですが、万全を期してもっと近づいてから撃つ事にしましょう。

15mまで近づかれたあたりで私は丸見えなはずなんですが、目線は前方を向いているので気づかれてませんね。

 

何という事でしょう。

 

シカは私の真横で止まりました

 

 

ゆっくり前足の付け根を狙って撃ちます

首狙いでも良いのですが、横から狙う場合は動かれても当たるよう前足の付け根を狙います

前足はダメになるけれど、背ロースと後ろ足、内臓は無事ですからね。

 

撃ったあと、シカは勢子の方へ逃げていますが下り方向しか進んでいないし、動きがおかしかったので確実に当たってますね。

100m程度進んだあたりで転がっているでしょう。

 

 

フェンス際メスシカが1頭こちら側へ進んできます

まずいですね、フェンス際を撃つとなるとバックストップがないのでここからでは撃てません

 

走ってフェンスの脇まで登りましたが、すぐにシカに遭遇してしまいました。

銃を構えるも引金を引く事ができないくらいの速さで南へ逃げられてしまいます。

フェンス際は視界が悪く、目の前数mしか見えません。

 

一度フェンスから離れて元のタツマへ移動・・・

あれ、なんか50m位先にあるフェンス際の藪でガサガサ聞こえる。(イヤーマフのマイクでよく聞こえる)

まだフェンス際にいるのかな?

 

再びフェンス脇まで登り、シカを待ち構えます。

音が近づいてくるのでこちらに移動しているのはわかってます。

今度はちゃんと銃を構えてますよ。

 

なのになんて事でしょう。

いきなりシカは目の前に現れ、とっさに1発撃ちましたが、元気いっぱい全速力で南東へ逃げていきました

撃った距離は2mくらいですw

2発目の装填はジャムりました・・・

 

1本角のオスシカは坂の下で倒木と同化するように転んでました

弾が当たっていたのは前足の付け根と首の間くらいですかね。

弾は斜めに入っていて、肺に当たり、アバラを砕き、反対の前足の後ろから抜けていました。

血のりが全然わからなくて探すの苦労しました。

倒れていた場所は血が沢山ありましたけどね。

 

この日獲れたのはこのオスシカ1匹だけですが、猟隊としては獲れてない日が未だ無いので良しですかね。

 

 

12月15日 日曜日

他の猟隊に参加する交流会の日です。

今回の主催は私の家から一番近い猟隊で、家から15分程度で集合場所に到着します。(いつもの猟隊は40分)

平日に遊びに行く山はここの猟隊がやってる山付近が多いので、勉強させてもらってます。

 

本来他の猟隊との交流イベントは、新しく狩猟を始めた新人君たちがお勉強をする為に行うものなんですね。

しかしですよ、今回新人君は参加していたのか?

主催猟隊のメンバーにいたのかもしれないけれど紹介されてないしわからん。

 

自分含めた外の猟隊の人はいつものメンバーが6人。

全員私よりベテランだし、1名以外は自分含め何かしらの肩書持ちです。

 

基本新人君はほとんど交流会に参加しません。

参加するのは地元が主催の時位じゃないかな。

外の猟隊の交流会によく参加する新人君というのは、年に1人いるかどうかですね。

地元の猟隊への参加が優先ですから、別にかまいませんけど。

私より後に狩猟を始めた新人君で、交流会によく参加するのは3人しかいませんね。

 

 

この日は3ラウンドやって、3ラウンド目の最後の最後、タツマ解散の連絡があってからシカが出たくらい。

いつもイノシシが獲れる山だし、痕跡も多かったみたいだけれど、今日はどこかにお出かけでしょうか?

 

何も獲れなかったです。

 

が、獲れなくても他猟隊のタツマの位置は勉強になりますね。

こんなに枝とか細かい木が密集しているところから撃つの?

見通しの良いここからだと距離遠くね?

「獲物が出てもあの木と木の隙間以外は狙っても木を撃つな」とか考えながらドキドキして待ってます。

 

まぁ獲物は来ないんですけどね。

 

 

最後に一言

雉・カモいないっすね。

ヒヨドリがすんごくいる山はまだ行ってませんが、近所の山は少ししかいない。

何度か空気銃で撃ってみたけれど1匹も獲れてません。

 

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