猟期に向けた準備してますか?
私は今猟期は昨年購入したハーフライフルのSavage220を使用する予定です。
サボット弾頭を自作したいのですがまだ未完成なので、完成するまではスラッグでいいかなと思ってます。
Savage220は猟期に向けた準備をしていないのでいろいろといじくってから出猟してみました。
ハーフライフルSavage220 + REDBIRD Competition
私のSavage220(2020モデル)はハーフライフル規制前に購入したのでバレルはハーフライフルですが、スラッグを使用しても50mであればMSS-20には少し劣る位の精度で使えます。
REDBIRDのCompetition(赤い箱の競技用スラッグ)で50mの動的を40発ほど撃ってみたのですが60点台は出ています。
REDBIRDを使用しているのでMSS-20と同じ狙い越しで撃てるのは楽ですね。
静的固定で100mを撃ってみましたが想定通りのドロップ量。
March-F 1-10xで50mゼロインならセンターから2個下のレチクルが100mの着弾点になるようです。
MAGPUL MS3のシングルポイント用にサイドマウントベースとスリングアタッチメントを取り付け
スリングを利用して銃を体の前で保持する時には、MAGPUL MS3スリングをシングルポイントにして使用しています。
MAGPUL MS3はシングルポイント・2ポイントの切り替えが簡単に素早くできるので、がっつり移動時は2ポイント、タツマではシングルポイントに切り替えます。
シングルポイントモードを使用する時には銃の中央付近にスリングアタッチメントが必要になるのでピカティニレールに追加で取り付けします。
MAGPUL純正な必要はありません、金属製であれば安いので十分です。(私はアリエクで買った)
ただしスリングアタッチメント単発だと、MS3のスリングアダプターのクリップ部分がスコープのサイドフォーカスに干渉してしまう場合があるんですね。
私は昨年はスリングアタッチメント単発での使用だったので、使用していたスコープのサイドフォーカスの塗装が剥げてしまいました。
という訳で今年はサイドマウントベースも使用し、そちらにスリングアタッチメントを取り付ける事にしました(私はアリエクで買った)
私のサイドマウントベースは中華の安物なのでガタがありますがスコープを付ける訳ではないので十分です。
これでMS3をワンポイントで使用していてもサイドフォーカスに干渉しなくなりました。
ボルトをスムーズに動くようにした
新銃なのでボルトの動きがぎこちないです。
なのでレシーバーのボルトが干渉する部分にオイルを塗ってボルトをガシガシ動かします。
100往復位させたら汚れをぬぐい、再度オイルを塗ってガシガシ。
ボルトがスムーズに動くようになるまで行います。
1000往復もさせればだいぶスムーズに動くようになるかと。
私はボルトの尻を親指1本で軽く押すだけでボルトが奥までスムーズに移動するようにしておきました。
Savage220のパーツが安いっぽい
一度完全分解してメンテナンスしておこうと思った時に気づきました。
Savage212(2020モデル)ではトリガーガードとマガジンのところの黒いパーツは金属なのですが、Savage220はステンレスバレルで価格が上がっているのにこれらのパーツが樹脂で安っぽくなってる。
で、一度バラシて組み直そうと思ったらトリガーガードが元に戻らない。
元々トリガーガードがかなりキツキツでストックにはまっていた感じだったのですが、まさか元に戻らなくなるとは。
原因の特定はできない(想像はつく)けれど、とりあえずストックに取り付けできなくなってしまったのは間違いない。
という訳で、トリガーガードの引っかかっている部分をヤスリで削ってなんとかストックに戻せました。
普通に銃砲店に持ち込み案件ですねこれ。
マガジンの問題
次はマガジンが固定されない問題発生。
これは猟場で経験したのだけれど、ボルト解放状態で弾を2発入れたマガジンを取り付けようとした際に、マガジンを固定する部分が「カチ」っとならない。
固定されないのでマガジンはストンと落ちてしまう状態。
どうやら原因はマガジンのようです。
弾を1発だけセットし、弾のセットの位置を変えながらマガジンを入れてみましたが、弾がマガジンの先ギリギリにセットされている状態に限りボルトが開いていてもマガジンが固定されるようです。
ただし弾を2発セットした場合は無理です、絶対にマガジンは固定されません。
これは仕様なんですかね?
ボルトを閉じた状態、またはマガジンが空の状態なら問題なくマガジンは固定されるんですよね。
あとね、マガジンに2発目がクソ入れにくいです、バネが硬いんですかね。
Savage212は上記のような事は一切ないんですよ。
私のステンレスバレルSavage220はノーマルバレルのSavage212と比較してかなり貧相な造りになっているようです。
Savage220でREDBIRD Competitionスラッグを使用してシカを獲ってみた
9月末とはいえ猟場はまだ草が凄くて見通しがすごく悪いのですが、狩猟者登録の書類提出で皆が集まるので巻き狩りをする事になりました。
この日の3ラウンド目では私のタツマにシカが3回かかりました。
1回目は50m先でシカ数頭がチラ見えしていて私が待ち伏せている斜面に上ってきたようでしたが、気取られたのですかね、斜面を下り尻が見えたので離れていったようです。
今回木の裏に隠れていたのだけれど、背中が丸見えだったか、バレルが銀色で目立ってバレたか。
ちなみにこの逃げたシカは私から100m程度先のボサでじっとしていたようです。
2回目はタツマの位置を木の前に変えて待ち伏せしていました。
勢子が無線で出たと言ったので聴覚と視覚を集中させていましたが、音も聞こえんし見通しも効かんからシカが本当に来ているのか全くわからん。
今回暑いからとイヤーマフを付けていないのが失敗でした、聴覚マジで重要。
結局斜面下を走っていきましたが、気づいた時には撃てるポイントを過ぎてしまい何もできず。
3回目は勢子の無線のあと30m正面のボサからメスシカが突然現れました。
さすがに首を狙う余裕なんてないです。
20mまで寄せれば横に逃げる可能性が高い場所なの寄せてみたら、横を向く感じになったので心臓狙いで発砲。
撃った後ガクっとなりましたが、そのまま走って逃げていきます。
リロードは排莢がひっかかってできませんでした。
シカの逃げた方向へ行ってみると、血が沢山出ているのでいいところに弾が当たったと思われます。
ボサがすごく足元の視界は効きませんが、大量の血のりを追うだけなので逃げた方向は簡単に見分けられます。
が、150m先の谷まで移動されているとは思いませんでしたね。
血抜きしてみましたが血が全然出てこないです、道中でほとんど出し切った感じです。
弾は前足のすぐ後ろから入っていますが、抜け穴がありません。
解体してみてわかりましたが、弾は心臓にあたり、そのまま胃を少し破っていました・・・
撃つタイミングがコンマ速かったようです、もう少し横向いてから撃てばよかったです。
で、体内には弾頭の下のプラスチックパーツまで入っていました。
で、弾頭はどうなっていたかというとこちら。
さすがに距離が近いので弾頭はぺちゃんこでした。
これで100mで撃ってみて効くかどうかですね。
最後に一言
今回Marchの倍率は1倍で撃ちましたが、イルミは6でON状態。
MarchFは1倍だとレティクルの十字がボヤけて見えません。
倍率を上げればレティクルが大きくなるので両目を開けていても十字のセンターが見えるんですけどね。
私の場合両目を開けて撃つスタイルだからですかね、1倍だとマジでセンターがわからんのですよ。
だもんで、1倍ではイルミは最大光度でONにした状態でドットサイトとして使用するのが良い感じかもしれんです。
あと1倍だと対象がすごく小さく見えるんですよね。
1倍で両目を開けて調整しているのでちゃんと1倍なんですけどね。(アイレリーフをいじれば1倍より小さく見えるようにもできる)
射撃では50m動的FASTでも12倍なので、1倍だとマジ小さく見える。
そろそろ目を狩猟モードに切り替えないといかんですな。