食後に胃より右側の辺りで鈍痛がでるようになって1-2か月。
最近は食後関係なく痛い時もあるし、お腹も張る感じがするような?
病院で検査してきました。
脂肪肝
10/21
町の消化器科でエコー検査。
まず言われたのが「脂肪肝」です。
名称から肝臓の周りに脂肪が付いていると思っていましたが、肝細胞内に脂肪滴がたまっている状態を脂肪肝というそうです。
脂肪肝については6年前に人間ドックで言われていたので、そうやろな、って感じです。
それ以降人間ドックや健康診断は受診していないのですが相変わらず脂肪肝は直っていなかったようです。
お酒飲まないんですけどね、食べ過ぎですかね。
肝臓に付いている胆嚢の膜が「厚い」のが気になるとのこと。
エコーではそれ以上の事は分かりそうもないので、市の病院でCTを撮ってきて欲しいと。
という訳で、採血してCT検査に支障がないか確認しておくとのこと。
初めての造影剤でのCT
10/23
市の病院でCTを撮ってきました。
鮮明?に撮影するには造影剤を投与するらしい。
造影剤は撮影直前に腕から体内に注入。
造影剤が入ると顔から足先まで体が一気に熱く感じるようになります。
造影剤の効果が切れる前にCT撮影。
撮影中に熱さの感覚は収まってしまう。
造影剤は尿と共に排出されるそうな。
町の病院でCT画像を見てもらったら、胆嚢炎ではないかとの事。
手術になるかもしれんから、大病院行ってくれやと。
いくつか病院の候補が出るなか、以前膝の手術で入院した国立病院があったので、そちらで検査してもらう事にしました。
あとインフルのワクチン注射しておきました。
慢性胆嚢炎
10/24
国立病院でCTを見たり、エコーしたりしてもらったところ、慢性胆嚢炎のようだとの事。
この時点では断言はしないんですね。
断言するのは病理の結果を見てからなのかな?
胆嚢の膜が厚くなっていることが原因かはわからんけど、胆嚢がかなり小さい状態のまま、胆嚢が伸び縮みできなくなっている、らしい。
胆嚢は肝臓から出る胆汁を一時保管しておく臓器で、ハンターに解りやすくいえば「熊の胆」が胆嚢です。
肝臓から出る胆汁を胆嚢で保管する事で、必要な時に十二指腸に向かって胆汁をまとめて出せるって感じ。
飯を食った際に胆嚢を縮めて胆汁ドバーって出すのですが、私の場合胆嚢が縮んだままの状態。
食後に痛みが出るのは胆嚢を伸縮させるアクションで不具合が起きているからか、石があるからかはまだわからんです。
最近は食後関係なく痛みが出るようにもなってますけどね。
胆嚢が無くても胆汁は肝臓から出ているけれど、必要な時に一気に出る訳ではないので脂肪の消化吸収が低下するようです(下痢しやすくなる?)。
関係ないけど、シカに胆嚢がないのは「常に食事をしているので胆汁を貯めておく必要がないから」のようです。
医者から薬でどうにかなるわけでもないので、胆嚢は手術で取ってしまいましょう、と軽いノリで言われたので、じゃあ取ってくださいと即答。
で、いつ手術する?って言われたから、じゃぁ一番早い日でお願いします、という流れだったので、この後の検査は急ピッチで進んでいきます。
入院前検査でレントゲン撮って、採血して、検尿して、肺活量調べて、身長・体重計ったり。
身長が伸びてました
169.5になってました。
夢の170まであと0.5です。
6年前から2cm伸びてますよ。
体重も順調に育ってます。
現在76kg。
一応胃の中も調べておきたいとの事だったので、後日胃カメラ検査を行う事に。
胃カメラを飲んできました
10/29
国立病院で胃カメラ飲んできました。
胃カメラを飲むのは人生2回目で、1回目は全身麻酔だったのでどんな検査をしていたかわかりません。
今回は一般的な胃カメラ検査になります。
鼻から麻酔薬を入れます。
麻酔薬は喉のあたりまで到達している感じです。
胃カメラも鼻から入れるのですが、麻酔を入れた際に左の鼻の奥は痛かったので右の鼻からカメラを入れてもらう事にしました。
もし鼻がダメなら口からカメラを入れるそうですが、口のほうが「オエっ」ってなりやすいかと思います。
鼻からカメラを入れるのは問題ない感じですが、喉の奥でカメラがひっかかります。
カメラで喉をつつかれるので痛いです。
何度か「オエ」ってなっていたら、カメラがスルっと入りました。
この時点で涙ボロボロ、ヨダレだらだらです。
技師が状況を説明しながらカメラ操作をしているのですが、正直何をしているとか「どうでもいい」です。
カメラを押引きする気持ち悪さはどうにもならないので、遠くを見つめるようにして終わるのを静かに待つ事しかできません。
看護師のアドバイス通り鼻から息を吸って口から吐く呼吸にしたら楽になりました。
胃の中は感覚があるので、胃にカメラが来たなーとかが判ります。
液体のようなものがカメラから発射されたりしてます。
その奥の十二指腸のあたりでは空気入れたりとかしてますね。
ゲップがとまりませぬ。
ここまでくると検査は終わり。
カメラを抜くのはわけないです。
CT検査2回目
胃の中はポリープがあるものの十二指腸含め特別悪い訳ではなかったようです。
食道と胃の境目あたりが胃が優勢で、胃液が上がりやすい感じではあるようです。
それよりも、前回のCTをよく見たら肝臓に腫瘍のようなものがあったそうです。
手元にあるCTでは詳しくは解らないから、より詳しいCTを撮り直したいとのこと。
という訳でCTを撮り直すことになりました。
国立病院なのでそのままCT撮影ができます。
また造影剤を注入しました、前回より熱かったですね。
小腸に腫瘍があった
胆嚢炎は確定のようです。(だが断言はしない)
肝臓の腫瘍は良性のようなのでそのままにするそうです。
手術で取るとなるとかなり大掛かりな手術になる。
それよりも、小腸で腫瘍が見つかりました。
以前のCTでもあったようですが、今回のCTではっきりしたそうです。
小腸の手術は簡単なので、胆嚢と一緒にとってしまいましょう、と軽いノリ。
黒い影は写っていないので悪性腫瘍ではないと思いますとのこと。
もしガンであっても軽いものだと思うし、ガンが見つかったら残りの住宅ローンがチャラになるローン契約だったような。
手術の難易度
手術は腹腔鏡で行います。
胆嚢はあばら骨の裏にあるので、開腹手術よりも腹腔鏡手術の方が簡単とのこと。
胆嚢は実際に見てみないと、どのような状態なのかははっきりしないと。
胆嚢の膜が厚くなって縮んでいるので、肝臓から簡単に剥がせるかどうか。
私はイノシシの胆嚢を肝臓から剥がすのが苦手ですね。
なるべく肝臓を傷つけないようにすると胆嚢が破けて苦い液が肝臓にべったり。
胆嚢を破らないようにすると、肝臓も切り取ってしまう。
今回の手術は胆嚢と肝臓の境目がどれだけはっきりしているかがポイントです。
胆嚢が肝臓にがっつり癒着していると大変な手術になるそうです。
あとは肝臓と十二指腸を繋ぐ胆管次第では、術後にチューブを入れたりしないといけない場合もあるらしい。
小腸のほうの手術は比較的簡単だそうです。
腹腔鏡を入れた切開部(へそあたり)から小腸を出し、腫瘍のある部分を切って切り口を繋ぐだけなので。
それよりも合併症になるといろいろヤバイ感じ。
最悪再手術が必要になる。
猟期中に復帰できるか
手術は11月5日に行われます。
腹腔鏡手術は問題なければ手術後3-4日で退院できます。
傷はいつ完治するかわかりませんが、傷が完治するまでは運動はしてはいけないと思うでしょ?
それが違うんですよ。
医者は手術の翌日から「運動してくれ」と言ってます。
傷の痛みよりも、小腸の腸閉塞がヤバイからとにかく動けと。
傷の痛みを我慢して運動する感じになるので結構辛いリハビリになりそうです。
また小腸に負担をかけない食事を当分続ける事になるので痩せると思います。
体重76kgが11月末に何kgになるのか楽しみです。
が、リハビリを頑張れば医師との相談のうえですが12月からは出猟できるかもしれません。
あくまでも希望ですけどね。
最後に一言
脂肪肝やばいっすよ~、放置してるとガンにクラスアップしてしまうかもしれません。
手術した膝はスクワット10回もしないうちに確実に痛くなります。
だもんで、膝の手術後はかなりの運動不足で、筋力低下と体重増加を実感してました。
手術を機に考えを改めます。
まず食事を改善ですね。
お父さんなので家族の残りを平らげる役目だったのですが、今後は己の体を甘やかし、家族には厳しくします。
脂の分解が苦手な体になるようなので、脂だらけの国産牛とかブタ・イノシシは厳しくなるやもしれません。
そうなると肉はシカ肉や海外の牛肉などがメインになりそう。
運動は猟期中は積極的に山に行く事でかなり痩せますし、足腰は強くなります。
猟期以外のシーズンの山はヒルや虫がいるから積極的に行きたいとは思わんのですよね。
なんで猟期以外の足腰の鍛え方と上半身の鍛え方がポイントです。
家ではトレーニングできません、器具はいろいろ買ったけどやる気がでない。
どうするかね。