鉄砲関連

【散弾銃】Remington M870 EXPRESS SYNTHETICの紹介とメンテナンス

銃砲店でMSS-20購入時に勢いで購入してしまったレミントンM870。

当初はサブになる銃だろうと思っていましたが現在ではメイン銃に昇格。

 

6月に新銃で購入したが、当記事執筆時点ですでに700発以上撃っているので使用画像は傷があったり汚れていたりします。

 

 

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Remington M870 EXPRESS SYNTHETIC レビュー

レミントン社のWEBサイトを見るとM870は60年の歴史がある事が解ります。

2019年ではM870だけでも26モデルが発売されています(日本では一部モデルのみ)

各モデルにより価格は異なりますが、中でも一番安いモデルがMODEL 870 EXPRESS SYNTHETICになります。

 

海外価格は417ドルと非常にお手頃価格なのですが、日本で購入すると3倍近い15万円前後になります。

 

私の所有しているモデルは銃身長26インチリブモデルですが、28インチモデルもあります。

全長は113.6cmで、リコイルパッドを装着すると118cmほどになります。

使用可能な実包サイズは12番(12gauge)。

海外モデルは弾倉(マガジンチューブ)に4発装填できますが、日本で発売されているものは弾倉に2発しか装填できないよう改造されています。

銃刀法で薬室1発、弾倉2発と決まっているからです。

 

M870の実包の装填と排莢動作

M870は先台(フォアエンド)を前後にスライドする事により実包の装填および排莢を行います.

先台を引いた状態では排莢口(イジェクションポート)が開放されています。

 

先台を戻して排莢口がブリーチボルトにより閉じられた状態。

安全装置(セーフティ)がかかっていなければ引き金(トリガー)を引くとブリーチボルト内のピンが実包の雷管を叩いて実包が発射される。

先台が完全に戻されていない状態では引き金を引く事ができない。

 

先台を引いた状態で排莢口から薬室(チャンバー)にショットシェル を放り込む。

前後の向きさえ間違わなければ適当に実包を入れていても先台を戻せばショットシェル は薬室に装填される。(撮影では発射済みショットシェル を使用してます)

 

先台を戻せばブリーチボルトがショットシェル を薬室に押し込む。(撮影のため指でショットシェル を薬室押し込んでます)

 

ショットシェルが薬室に装填されている状態で先台を引くとブリーチボルトのツメ(エクストラクター)が薬莢のリムを掴み、最後まで先台を引けばショットシェル が排出される。

画像は先台を最後まで引く直前、排莢が行われる一歩手前である。

 

先台を最後まで引くと排莢が行われ、先台を戻す動作を行うと次弾が弾倉(マガジンチューブ)からあがってくる。

 

レシーバー(機関部)の下から弾倉に実包を入れる、弾倉に実包がない状態ではオレンジのキャップ(マガジンフォロワー)を見る事ができる。

1枚目は弾倉に実包が入っている状態、2枚目が入っていない状態。

先台を戻した状態でしか弾倉に装填できない。

 

 

M870の様々な箇所にある刻印

銃のさまざまな箇所に刻印などがある。

銃口を右に向けた状態での銃身には先台上に社名が刻まれている。

 

銃口を左に向けた状態の銃身には、使用可能な実包が判るようになっている。

12番の2と3/4インチ・3インチの装弾長の実包が使用できるようだ。

購入できる射撃用・狩猟用の実包は2と3/4がスタンダード

スーパマグナム以外では3と1/2は使用する事ができないと記載されている。

銃の名称も解るようになっている。

グリップ(銃把)下部にもRの文字を入れている(アールマーク入り)、細かいこだわりを感じる。

リコイルパッドにも社名が入れられている。

 

M870のさまざまなパーツ

銃床(ストック)にはスイベルを装着できるようになっている。

ウッドストックにスイベルを装着する場合にはストックに穴を開けてネジを入れるしかない。

 

マガジンキャップである。

しっかりとロックされるので、何発射撃を行っても緩む事はない。

銃の分解作業はマガジンキャップを外すところから始まる。

スリングベルトを装着するにはマガジンキャップを交換するのが手っ取り早い。

 

評判のよろしくない照星(フロントサイト)。

マトを狙おうとすると照星の大きさに気づく、小さい標的は照星で隠れやすいのである。

照星は目立つカラーではないのでクレー射撃などではすこし見えずらい。

 

シリアル番号は隠してます。

用心金(トリガーガード)、引き金の右側の〇は安全装置(セーフティ)で、反対にも同じ位置に〇がある。

構えた状態で人差し指で〇を押すと安全装置OFF、親指で押すと安全装置ON。

用心金の左にあるギザが付いた突起(アクションバーロック)は先台のロックを解除する?パーツ。

先台を完全に戻している状態では引き金を引かないとロックされているのでスライドを行う事ができないのだが、このパーツを押し込んでいると先台のロックが解除される。

銃身に装填された実包を取り出したい時、排莢口を開放したい時などに多用する重要パーツ。

 

交換チョークを撮影してみました。

真ん中のMODチョークが標準で付いています。

上下のチョークは純正品ではありません。

上がスラッグ射撃・スキート射撃用のシリンダー、下がトラップ射撃用のフルになります。

左のチョークを付けたり外す工具も標準でついてます。

 

ダイソーで小物を入れるBOX(3個100円くらい)を買ってきてペンキを塗った。

 

 

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M870のメンテナンス

射撃場で9号24gを200発撃ってきたあとの状態からメンテナンス。

銃は射撃場へ行く前にしっかりとメンテナンスを行いピカピカ状態だったもの。

 

M870をばらす

最初にマガジンキャップを外し、続けて銃身を外す。

 

マガジンのオレンジのパーツの下に突起(レフトシェルラッチ)が見えるだろうか?

この部分を押し込みながら先台をさらに戻すようにスライドをしてあげると先台関連パーツが取れる。

ちょっとコツがいる。

 

外れた状態、先台とブリーチボルトとスライドアセンブリー(銀色のパーツ)

 

排莢口側から2つのピンを小さいドライバーなどで押して外す。

反対側からだと細いピンがひっかかるので外れにくいと思う。

 

ピンを外したら用心金を下にひっぱってあげるとトリガープレートが取れる。

トリガープレートは掃除程度ではバラス必要はないと思う。

これにて基本的な分解は完了である。

 

メンテナンスで使用する道具たち。

画像に乗せてないが小さいマイナスドライバーをピンを外したり細かい部分の掃除をしたりと多用している。

汚れをふき取るウエスはホームセンターで売っているロール式の安いもの。

今回は各パーツがどれくらい汚れているのか判別する為、パーツごとにウエスは取り変えた。

 

今回はTX-61を使用しましたがWD-40でもOKです、ホームセンターの車・バイクコーナーで売っているのですが売り切れも多いので買いだめしてあります。

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チョークを掃除する

チョークはかなり汚れているパーツのひとつである。

ネジが切ってある面が特に汚れているので、洗い矢を駆使してスス汚れをしっかりと落とす。

チョークだけでこれだけの汚れが取れた。

スラッグを撃ったりすると鉛が頑固に付着したりする。

 

銃身の掃除

銃身内に鉛とススが付着しているのがおわかりいただけるであろうか?

銃身内は射撃後に最も汚れる部分なのでしっかりと掃除をする。

 

 

まずは銃身内に軽くスプレーをして洗い矢でススを落としていく。

洗い矢で鉛とススが落ちてきた。

 

洗い矢のブラシを外してウエスをセット、ウエスにはしっかりとオイルをスプレーをしておく。

クレー射撃とはいえこれだけの汚れがついている。

 

目視で銃身内はピカピカになったが、仕上げでウエスにオイルを付けて掃除ををする、まだこれだけの汚れが付いていた。

 

トリガープレートの掃除

それほど汚れる箇所ではないので、パーツクリーナーを拭いて汚れを軽くとる。

下に落ちている汚れがパーツクリーナーで取れたもの。

パーツクリーナーを吹いた後はオイルを吹き付けてウエスでオイルを薄く延ばすように拭いていく。

実包を薬室に押し上げる蓋(キャリアー)がそれなりに汚れている程度。

細かい箇所が多いので、ちぎったウエスにオイルを染み込ませてマイナスドライバーで動かして掃除する。

 

先台とブリーチボルトの掃除

ブリーチボルトは火薬の汚れが付くのでしっかりと掃除していく。

先台のレールも汚れる。

 

これらの部品はこの程度の汚れだった。

 

 

レシーバー内の掃除

それなりに汚れている箇所。

指が届きにくいのでウエスをちぎったりしてドライバーを駆使して掃除を行う。

 

思っていたよりも汚れていた。

 

マガジンチューブの外側はスライド操作で酷使しているので、しっかりとオイルを塗ってしごいておく。

 

M870のバラしたパーツを組み立てていく

最初にやる事は先台のレールの上に銀色のパーツを乗せる事から。

レールは溝が左右異なる刻まれ方をしているので乗せる向きで悩む事はないだろう。

先台のレールは広がるので、指で押さえながら銀色のパーツを乗せないと落ちる。

 

レールをレシーバーに差し込む前でも差し込みながらでも良いが、ブリーチボルトを銀色のパーツの上に乗せる。

爪が付いてるほうが前。

 

先台のレールはシェルラッチで引っ掛かるので、シェルラッチを押し込みつつレールを入れていく。

レフトシェルラッチの反対側にライトシェルラッチがあるのでまずそれを押し込む。

少しレールを入れてからレフトシェルラッチを押し込むと完全にレールが入るようになる。

途中で引っ掛かったらレールを戻してからやり直す、はじめの頃は地味に難しいが慣れるとすぐにはめられる。

 

先台を付ける事ができたらトリガープレートを取り付ける。

ピンはレシーバーの左から入れる。

 

先台を引いた状態で銃身を取付、マガジンキャップをはめたら組立は完了となります。

 

最後に軍手などを付けたまま銃身やレシーバーをオイルを染み込ませたウエスで拭いたらメンテナンス終了。

湿気などで鉄がさびるので、銃を使用しなくても1週間に1度はオイルで拭いておく。

 

 

最後に一言

M870は安くて壊れにくくとても良い銃なのですが、スライド式は操作の慣れが必要です。

私もM870でそれなりの数の実包を撃ってきましたが、未だにスライドを上手に行う事ができません。

スライドが下手だと1発撃ったあとのスライドを最後まで行わずに先台を戻してしまいます。

そうすると排莢が行われないので次弾が撃てません。

先台の持つ位置が悪いとイジェクションポートと指が被る事になるので、排莢された薬莢に干渉する事もあります。

軽快に操作ができたらカッコイイです、練習あるのみ。

 

M870はサードパーティー製のパーツが豊富なので使いやすいようにしていく楽しみがあります。

標準のリコイルパッドがスラッグの衝撃を吸収しきれず辛いのでスーパーセルを購入しました。(輸入なのでまだ到着していない)

スリングベルトを装着したいのでマガジンキャップを交換(右)しましたがEXPRESSと規格が違うので撃っていると緩んでくるので元に戻しました。

現在チャイナ製マガジンキャップの到着待ちです。

 

 

 

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