HUNTING LOG

2021年度の猟期はドングリが豊作です

これほど跡見のやり甲斐がない猟期は3年目で初めてです。

 

足跡ないだろ?が今猟期の親方との朝の挨拶。

 

畑に痕跡が残ってない

猟期に入ると毎週土日に行う猟の集合時間前に、集合場所へ向かうまでのルートにある猟場付近の畑などを巡回して、獲物の痕跡を探すのが朝のルーティーンです。

1年目、2年目は見切りというか跡見を今年は引退してしまった師匠とともに行い、猪の痕跡などを見つけたりしてから猟をしていました。

ちなみに師匠は鹿には全く興味がなく多くは語りませんでしたが、結果的には鹿の痕跡と猪の痕跡の違いを教えてもらっている事にもなっていました。

 

そして2021年度の猟期になり1人で跡見を行っているのですが(後輩にも別行動で見させていますが)、今猟期は畑に痕跡がほとんど残っていないので戸惑っています。

猟期初めの頃に猪の喰み後を見つけたりもあったのですが、今猟期見つけた猪の痕跡は2度だけです。

どちらも猟期初めの頃だったので、今猟期は猪が増えてよかったなー(豚コレラが終わったか)と思っていたのが懐かしいです。

 

さらに不思議な事に鹿の足跡すら畑につかなくなりました。

毎年畑には足跡がびっしりだったのにです。

 

じゃぁ山には猪も鹿もいないのか?

いやいや、ガッツリ鹿もいるし、猪だって出てます。

 

 

足跡が付かないように歩いている?

私はまだまだ跡見や追跡が超へたっぴーなので畑以外に痕跡が付いていても見逃す確率は高いです。

流石に喰みはわかりますけどね。

 

かなり追跡が上手な猟友の情報では、わかりにくいけど足跡は付いているそうです。

猪なんかは砂利道の上などの足跡が付きにくいところを使って移動している感じみたいです。

 

猪や鹿だって捕まらないよう考えて行動しているってことですね。

猪が罠を移動させるなんて話もありますし。

 

罠師が増えたのも原因?

 

獲物は山から出てこない?

さて、山の周りの畑などに痕跡が残っていないのに、とりあえず山をかき回してみれば鹿がそれなりに出てくるのは何故でしょう。

猟友との会話から出た仮説では、山には餌が豊富だからわざわざ危険を冒して他の山へ移動する必要がないからではないか?というものです。

 

 

今猟期はドングリが豊作すぎる

 

今猟期は猟場のどの山に行ってもドングリが大量に落ちている気がします。

流石に針葉樹林などにはないですけどね。

上記画像のドングリはまだ少ない方で、多いところではびっしりとドングリだらけです。

 

山にドングリが大量にあり、猟も頻繁に行われない山であれば獲物が山から出る必要も少ないだろうな?と予想できます。

標高が高くないのであればわざわざ山を降りるほど気温が下がらないだろうし。

流石に鹿のライバル(猪、猿、カモシカなど)が居座っていればその縄張りには鹿がいないという事はあるでしょうけどね。

 

2019年度、2020年度は山にこれほどドングリは落ちていませんでした。

だから猪は山の外へ出て畑や道の近くにある胡桃や栗や倒木付近を喰む事が多かったし、鹿も畑などを通って他の山へ移動したりしていたのでガッツリ畑に足跡が残っていました。

そのような行動が今猟期は少ないので、車から見える範囲の跡見では痕跡が見つからない事になっている気がしますね。

車から見える範囲でと書いたのは、山の中には痕跡があるからです。

 

わざわざ跡見で山の中に入って痕跡なんて探していたら、近くにいる鹿に気取られて飛ばれるかもしれないのでやらないです、時間もかかるし。

結構鹿には山に入ってすぐ遭遇するなんて事が多いんですよね、気づかないだけで飛ばれているなんてあるあるです。

猪オンリーとかの猟隊ならそこまでやるかもしれないけど。

 

 

最後に一言

栗や胡桃はおろか猟友が撒いてる餌にも見向きもしない。

そういえば毎年遭遇する猪専門巻狩グループは今猟期見かけなくなったな。

 

ランキングに参加しています。

いつもポチっと応援して頂きありがとうございます。

にほんブログ村 アウトドアブログ 狩猟・ハンティングへ
にほんブログ村

 

-HUNTING LOG