2021年度の首領で使用する銃や小物の紹介。
小物が増えればその分重量が増すので、極力削った方が良い。
銃関連
銃とスコープ
RemingtonのM870をHastingのハーフライフルバレルで。
フォアエンドとストックは銃砲店にてMAGPULに交換済。
グループ猟ではスコープはEOTECH EXPS-2-0というホロサイトを等倍で100mまで。
単独ではEOTECHのEXP2-2にMAGNIFIERを付けて最大3倍で150mまで。
チークライザーをHIGHにしてもMAGNIFIERを覗ける高さになってくれないので、チークパッドでさらに盛る必要あり。
というより、EOTECH MAGNIFIERなどはARに付けるのが正解な気が。
散弾銃だとMAGNIFIERの中が完全に見える位置まで顔を持っていくと反動で顔に当たる、そして額が割れた。
単独では26インチリブバレルもバックパックに放り込んでおいて鳥や猿もやる。
弾
M870とHastingハーフライフルバレルの組み合わせではWINCHESTERの350円鉛サボットが100mでの精度が良いのでそれで。
現在新たなサボット弾頭をテストしているので、そちらの調子がよければ切り替える。
バックパックには7.5号の32g(射撃用なので安い、ヒヨから鴨まで)と4号(キジとか鴨)とBB(猿)を入れとく。
銃カバー
猟場では銃にスリングを付けて持ち運びしていると思うので、スリングを付けた状態で取り付け取り外しできる銃カバーが良いと思う。
なのでソックスタイプはおすすめしない。
銃カバーはポケットなどに収納していると藪の中などで落とす場合がある、というか私は落とした。
銃カバーが緑系迷彩だと探すのに苦労するので、色はオレンジが良いだろう。(私は買ったときにオレンジがなかったので緑だけど)
ガンスリング
幅広のほうが肩にしっかりひっかかるので使いやすい、勢子などでそれほど銃を頻繁に背負わないならこのようなタイプで十分。
単独でザックなどを背負うなら銃がザックに固定されるとブラブラしないので便利。
小物類
ロープ類
私はロープの代わりに登山用のスリングを持ち歩いている。
ハンターベストの背中ポケットに入れて持ち運びしている。
夏なら8の字の2つ折りにして首から下げて携帯用ベープをくっつければ顔に虫もたかってきにくい。
獲物が取れたらスリングを獲物に引っ掛ければすぐに運べる。
スリングの輪に腕や手を入れれば簡単に引っ張れるし、1本のスリングを2人で持って引っ張ることもできる。
ウインチで引くときも滑車のようにも使えるしあれば便利。
ナイフ
初心者はモーラが良いとか聞くけど、個人的な感想ではモーラは私の腕で研ぎをしても切れ味がそれほど良くならなかった。
過去にCompanionで解体していた事もあったが、今思えば悪すぎることもないが良くもないと言ったところ。
あまり切れないナイフでいくら解体をしても解体は上手にならないので、初心者は先輩から切れるナイフを譲ってもらった方が良いと思う。
猟にナイフを1本だけ持っていくなら、止め重視なのか解体重視なのかを決めた方が良い。
心臓を刺して止めをするなら刃渡り15cmは欲しいが、15cmもあると今度は解体がやりにくくなる。(が、解体もできなくはない)
解体メインだと刃渡りは10cm以下にしたい、そうすると止めで心臓まで刃先が届かない。(止めは首を切るか頭を撃つ)
私が所持しているナイフで猟に1本だけ持っていくなら「IC CUTのHIROハンター」。
刃渡り10cmで刃厚は5cm、鋼材は銀紙鋼なのでモーラと同じステンレス系なのだが、モーラとは研ぎ味・切れ味・重量感など全然別物。
このナイフで皮剥ぎで使用するのは刃先からカーブの前半あたりまで。
足と背ロースのバラシなどで主に使用するのはカーブ全体。
刃の先から6cm程度までの範囲でほとんどのバラシを行っている。
このナイフで胸骨を割ったりすると流石に刃こぼれするが、肉を切ったり皮を剥ぐだけなら鹿2匹は余裕。
他にも良いナイフはいくらでもあるのだろうけど、このナイフで不満がないから他のナイフには手を出していない。
剣なたは止めで使えるけど、重いし枝を払ったりなんてまずやらないから不要。
専用ナイフは解体場に置いておくもので、持ち運ぶものではない。
レーザーレンジファインダー
単独とかタツマで使用。
タツマでは獲物が来る方向にある木や岩などの距離と角度を事前に調べておけば撃つときに心に余裕ができる。
撃ち下ろしなら水平撃ちの着弾点より下、打ち上げなら上を狙う。
重要度は低いので持っていかない時もある。
私は表示が液晶タイプのものを使用しているが、赤表示されたほうが見やすいかも。
水筒
夏場はスポドリを作って猟場でガブガブ飲むので、ナルゲンボトルを使用している。
保温水筒は塩分がダメなので夏場は出番なし。
車には1000mlサイズを2つ、猟場では小さいボトルに飲み物を移し替えて持ち運んでいる。
冬は暖かい飲み物が欲しくなるので、保温水筒を使用している。
ワンタッチ開閉タイプが便利だが、蓋が開きやすいのが困る時もある。
最後に一言
初心者は自分で使いたい道具を使ってみてあれこれ試すのも経験なのであり。
獲物は獲るのも大変だけど、1頭まるっと運搬するのも獲った場所次第ではすごく大変。
車に積んであれば便利なのはポータブルウィンチ、値段は張るが少人数でも確実に獲物を引っ張り上げることができる。
他に滑車とかロープとかカラビナとかも鍵付きボックスに積んで置くと良い。
トロフネ。
獲物の血でトラックの荷台が血だらけになるのを防ぐ。
4人いれば獲物を運ぶのはトロフネに入れて持ち運べば楽。
ソリ。
持っていないけれど導入したい。
獲物を引っ張るときに頭とか足が倒木とか岩とか根とかに引っかかりにくくなるはずなのでスムースに運べるはず。
倍率のあるスコープは100m以内では必要ない = 散弾銃のスラッグでは必要ない。
私のようにオープンサイトで狙うのが下手ならドットサイトを付けるのがおすすめ。