先週の15日の初猟から3日連続巻き狩りで疲れがたまりずっと風邪ひき。
月曜日にやった動的射撃もひどいスコア。
今週は平日の出猟は行わず、週末の巻き狩りのみ出猟です。
11月23日
1ラウンド目
イノシシがいるかもという事で、標高が低い方の山をやる事になりました。
今朝、または最低でも前日に新しい痕跡を見つけた訳でもなく、あくまでもイノシシがいる「かも」です。
まぁ、このパターンでの巻き狩りは大概イノシシはでません。
ここの猟場は今猟期1回目ですね。
北から南に流れる沢付近を勢子が北から南に攻め、自分は南方面にある東西に延びる稜線にタツマを張ります。
他のタツマは沢の反対側で、そちら側に獲物が逃げる事が多いです。
今回は自分のいつものタツマは後輩に譲ります。
自分のいつものタツマは6粒でも問題ないくらいの守備範囲なので、ハーフライフルではもったいないですから。
自分はその1段上、東側でタツマを張ります。
西側を通られても下のタツマは段下で一切見えないので、お互い撃ちっこにはなりません。
東側は通常2名でタツマを張る守備範囲ですが、自分はハーフライフルなんで1人でもなんとかなるでしょう。
例年は北側の稜線も見えるんですけどね、今年は木の葉が残っていて見えません。
北の稜線から獲物が降りてくれば北と東側なら見えるけど、西北は見えない。
自分の西北の段下でシカが歩いているような気配が。
といっても、この日は風が強く聴覚はきかないので、チラチラ動いている感じがしただけですが。
スコープを構え狙ってみるも、段の下側を歩いてるのでシカの背中と頭の上が木の間からなんとなく見えるのみ。
こりゃまともに狙えないし、撃ってもろくなところにしかあたらん。
下のタツマはモロ見えるはずですが、撃つ気配がないですねぇ。
シカの存在に気づいていないようです。
無線で伝えるとすぐに発砲。
急いで稜線の裏に回ってみたけれど、銃を構える間もなく藪に入るシカの尻が見えただけでした。
逃げる様子から、弾が当たった感じはしません。
その後、勢子が藪から何かを追い出し、北側で張っていた新人君1にオスシカが1匹かかったようだけれど、外れたみたいですね。
イノシシはやっぱりいませんでしたし、痕跡も古かったようです。
2ラウンド目
今度は標高が上の方の猟場へ向かいます。
勢子は東から西へ追ってくるので、自分は西の南のほうでタツマを張っています。
本命は西の北のタツマです。
勢子2名+ポチ1匹。
ここの猟場も今猟期1回目です。
自分はここの猟場では昨年1頭獲ったのははっきり覚えていますが、他にも獲ったかどうかあまり覚えていません。
自分はいつものタツマですが、タツマの位置をど忘れしてしまい見つけられません・・・
ウトや狙いやすい位置を探していたら、いつものタツマの位置にたどり着きましたが、記憶力の低下が年々ひどくなっている気が。
ここの猟場は南の勢子が入ってすぐにシカの寝屋があるので、自分のタツマはそこから逃げてきたシカが来る事が多い。
案の定、勢子が入ってすぐにシカが1頭出たようですが、今回そこを歩いているのは犬を連れている勢子ではないので、シカはいつまでたっても来ません。
勢子の声も聞こえてくるようになったので、シカはどこかにいったかな~なんて思いながら、何気なしに東にある山の上のほうを見たら自分より南側の木の裏をシカが歩いているじゃぁないですか。
距離はかなり遠く130m位?
見上げる感じなので距離感がはっきりしないけれど。
6倍までズームしたスコープで見てもシカがまだ小さく見える。
通常は山から下りてきたところを撃つタツマなんですが、下りてきそうもないのでので、胸のあたりを狙い撃ちます。
シカがびっこを引いて北へ逃げるのを確認。
足にでも当たったか?
2発目の装填もジャムる事なく完了。
スコープで狙い続けますが、すぐ木の裏に入ってしまうので撃つタイミングがつかめない。
一応自分の北にはライフル持ちが張っているので無線で伝えてますが、撃てるなら自分で撃ちます。
ゆっくり北に移動していたシカは自分の正面を50m以上北側に移動したあたりで止まりました。
山の結構上なんで遠いっす、120mくらいか。
再び胸を狙って撃ちます。
今にも止まりそうな速度になりましたが、北へ移動してしまいました。
が、北のタツマはシカがこないとぼやいてます。
勢子がシカがいるであろう付近にいったところで銃声2発。
シカは座り込んでいて、立ち上がろうとしたので撃ったと。
自分の1発目はモモに当たっていました。
2発目は腹に当たっていました。
メスだと思っていましたが、1本角でした。
狙ったのは2回とも胸なんですけど、弾は右へそれてしまったようです。
10cm-20cm以上横にずれている感じだから、銃が傾いていたか、トリガーを引く瞬間に右を狙ってしまったか。
逆に弾はあまりドロップはしてないですね。
今年はスコープ映像を撮影してないから、どのタイミングでトリガー引いているのかよくわからん。
シカは転びませんでしたが、この距離を当てられたのは初めてだし、2発とも当たったのは素晴らしい。
今まで何度か挑戦したけれど、まぁ当たらない事。
今回は鹿がまだ生きていた状態で勢子が止めを入れたので、獲った数としては0.5匹って感じか。
その後、東のタツマにシカ4匹がかかり、新人君2は逃げられ、その北にいた新人君1は見事心臓を撃って1匹獲りました。
さらにその北にいた新人君3にはかからなかったようです。
今日はシカ2頭。
11月24日
1ラウンド目
初猟で私が1頭シカを獲った猟場です。
勢子2名+犬2匹。
シカ2頭が70m南を歩いて西から東に移動してますが、南側は木と葉が多すぎてまともに見えません。
北に上がってくるかなーと待っていたけれど、来る気配なしで、東へ移動してます。
歩いては止まり歩いては止まりって感じですが、止まっている時はしっかりとこちらから見えない位置。
東にはタツマがいないので、少しでも狙えるタイミングで撃つしかありませんね。
私の正面の木と木の間30cmもないところだけが視線が通る感じで、そこからシカの頭と首が見えた瞬間に首を狙って発砲。
したけれど、転んだのか逃げたのかすらわからないっす。
もう1匹はすぐに逃げなかったのだけれど狙う事ができなかった。
私が撃ってからすぐに200m北西にいるライフルのタツマが2発発砲したけれど外れ。
別のシカ2頭が私とほぼ同時にかかったみたい。
犬はそっちについていたようですね。
シカがいたであろう位置を確認しに行ったけれどシカが転んでいる気配なし。
今猟期初めて外した、残念。
2ラウンド目
猟期の2日目で私がシカを獲った猟場。
勢子は東から西に追う。
勢子2名+犬2匹。
シカが合計6頭出たのかな?
北側で4頭出て、ショットガンのタツマ2名から逃れ、さらにその北にいるライフルのタツマ2名の前を通って逃げおおせたようです。
10発以上銃声聞こえたけれど、1発も当たらなかったようです。
さらに2頭は東側、つまり勢子が入った方向へ逃げたのですが、東側のタツマのすぐ目の前に出たとの事。
今年初のメスシカで、弾は心臓付近に当たってた。
獲れたシカは勢子が足を撃っていたのでほぼ3本足だったはずですが、結構な速度で逃げるものですね。
繁殖期は終わった感がありますが、まだ子供ができる前なので脂が凄いです。
3ラウンド目
今猟期初めての猟場。
勢子は東から西へ追います。
勢子2名。
勢子が入ってすぐ、シカ10頭が北のライフルのタツマにかかったようですが弾は当たらず。
群れは一度北側へ逃げてから勢子が入った東側へ逃げてしまったようです。
その後、シカは出ませんでした。
今度から自分が北側のタツマへ行くことになったらしい。
このタツマは歩く距離が短いから助かるけれど、勢子はすぐ通りすぎる場所だからワクワク時間は短い。
今日はシカ1頭。
最後に一言
今期は巻き狩りで1頭も獲れていない日がないので良いですね。
駆除もかねているのと獲物はたくさん出ているので、欲を言えばもっと獲れれば良いのですが。
自分もジャムらなければ先週+1頭は獲れていたかもなので反省。